Dear Great Hackers

  1. インタビュー
  1. タイアップ

TISの専門家集団T&Iの組織づくりとオープンイノベーションの秘訣とは

あらゆる領域でDXの必要性が叫ばれる昨今、多くの企業にとって、技術者が最高のパフォーマンスを発揮できる環境の整備が重要な経営課題になっているのではないでしょうか。

システムの開発やコンサルティングなどのサービスを提供するシステムインテグレーター(以下、SIer)各社にとっても然り。「顧客の要件に沿ったシステムをつくる」だけでなく、いかに技術を使って抜本的なスキームを提案できるかが鍵となるため、より上流でのアーキテクチャ設計業務を担える人材に対する投資を加速させている印象です。

今回お話を伺ったTIS株式会社では、テクノロジー&イノベーション本部という組織を設け、自社の事業や市場、顧客に必要なITアーキテクト、エンジニア、デザイナーの育成を積極的に進めています。組織化に至った背景と組織に凝らされている工夫について、同本部を2019年に立ち上げた責任者と、立ち上げ直後から参画しているメンバーにお聞きしました。

プロフィール

北 直人(きた なおと)
TIS株式会社
常務執行役員 テクノロジー&イノベーション本部長
1992年、株式会社東洋情報システム(現:TIS株式会社)に新卒入社。プログラミングの知識・経験がない状態からエンジニアのキャリアをスタートし、様々な案件に従事。2000年代初頭よりエンジニアを集約して適材適所に配置するマトリクスグループを立ち上げ、その後大規模プロジェクトへの参画で中断するも、2009年には現本部の前身部門を創設。2018年からはAIやXRなどの先端技術のR&D組織と新規事業開発組織も担当し、2019年に3つの組織を併せてテクノロジー&イノベーション本部と改め、その本部長を務めている。

 

秋里 美和(あきさと みわ)
TIS株式会社
テクノロジー&イノベーション本部 デザイン&エンジニアリング部 副部長
2003年TIS株式会社に新卒入社。入社後は設立間もない、エンジニアを集約して適材適所に配置するマトリクスグループへと配属され、高度な技術が必要な金融系大型開発プロジェクトにエンジニア、アーキテクトとして参画する。その後、事業部門やR&D部門を経て、技術チームのリーダーを担当。2019年からはエンジニア組織の組織長としてマネジメント機能を担いつつ、現在はオウンドメディア「Fintan」のマーケティングやエンジニア・デザイナーのキャリア採用・新卒採用を担当している。

ゼロからエンジニア組織を立ち上げた2000年代初頭

--まずはテクノロジー&イノベーション本部(以下、T&I)の概要について教えてください。

北:部門発足の歴史からお話しします。プログラミング未経験で入社した私は、C言語からスタートしてプログラミングにのめり込み、現場エンジニアとして様々な案件にアサインされました。そんな中、金融系事業部に移動して初めて委託先への発注を経験し、社内の多くの組織で中身を分からずに委託先に丸投げしている状況を知るようになりました。何か問題があったとき、お客さまから「TISは中身を分かっていない。きちんと理解している人と話したい」と言われたというようなことも伝え聞きました。

そういった状況を知り、「自分たちでモノをつくる力をきちんと持っていないと、最終的にはお客さまへの責任を果たせない」と考えたわけです。

--責任とは、具体的にどういうことでしょうか?

北:責任には、出来上がったものに対する品質などの「結果責任」もあれば、なぜそのような選択・開発をしたのかという「説明責任」もあります。特に後者の「説明責任」を果たすためには、自分たちが技術について十分に理解した上で説明して、お客さまに納得していただく必要があります。それがITアーキテクトとして最も重要な仕事だと思ったからこそ、実際に手を動かす組織が必要だと考え、立ち上げを社内に提案しました。それが2000年代初頭の話です。

今でこそ標準開発プロセスや品質基準などをつくる立場に回っていますが、現場にいた頃は、それらが特に嫌だったんですよね。非常にレガシーなプロセスを提示されても、「こちらとしてはXP(エクストリームプログミング)でやりたい」という感じで、ものづくりの価値観が合わないんです。このように価値観の不一致を感じたため、自分たちが一番良いと感じるつくり方を研究し、現場で実践し、それをまたフィードバックする仕組みや組織を作りたいと考えたことが、当時のエンジニアグループ発足のきっかけです。

そのエンジニアグループがのちに2009年のCSE(カードシステムエンジニアリング部)、さらには2019年のT&I発足にもつながっています。基本的にはどれも同じような課題感から立ち上がって運営されています。

秋里:私がTISに入社したのは2003年なのですが、北が最初に立ち上げたエンジニアグループの立ち上げ間もない時期に配属となり、エンジニアの1人として大型プロジェクトのアーキテクトチームへ参画することになりました。

--そう考えると、20年以上前からこの領域に取り組んでいらっしゃるということですね。

北:そうですね。ちなみに、以前はReady-to-Useな再利用性を高めることに注力していました。しかし、ここ最近の技術はとにかく進化と多様化が速い。再利用性を高める部品をつくっても、ノウハウを形式知としてまとめても、間に合わないし費用対効果も見合わないわけです。ChatGPTが出てきて話題になっていますが、試しに使い倒している最中にも進化し続けているわけです。

社内に散らばる優秀な技術者に最適なジョブアサインができる環境を

--ChatGPTのようなパラダイムシフトにつながるAIの動きがある反面、そのような主流に乗らずに終わる技術もあると思います。T&Iとしてはどのように技術を選定して運用されているのでしょうか?

北:なかなか一言では語れないのですが、自分たちの生産性や品質を上げる上で必要な技術については、よく検討して選ぶようにしています。技術が多様化している分、様々な部品をつくったりノウハウをまとめたりしても、適用範囲は意外と狭いんです。それでも自社システム開発の場合は開発基盤を揃えれば良いのですが、我々のように受注開発もしている会社においては、既に違う要素技術を使っている事業会社のシステムをつくるときに困るわけです。

そこで別の仕掛けとしてT&Iが提供しているのが、グループ社員向けの技術支援・Q&Aサイト「canal(カナル)」です。グループ社員だけでなく、委託先を含めて8,000人ぐらいのユーザーがいます。

--具体的にどのようなものなのでしょうか?

北:技術に関する様々な質問に対して、グループに150人ほどいるテックリードたちが回答してくれます。過去の回答全てが蓄積されているので、「誰が何を知っているのか」を知ることもできます。

--「canal」上で蓄積されたQ&Aを見ることで、自分と同じ疑問を持った人の過去の対応内容を見て解決することもあれば、そこで解決しなくても詳しい人を見つけ出すことができるというわけですね。

北:そうですね。「canal」は技術的な問題を一問一答の繰り返しで解消するプラットフォームとして提供しているのですが、さらに別の取り組みも開始しています。TISのような大きな会社ですと様々な部門があり、あちこちに技術レベルの高い若手がいます。しかしその人たちの中には周囲に技術的な話が分かる人がいないという問題を抱えているケースがあります。

--T&Iのようにエンジニアが集まった組織ならいざ知らず、現場だと技術特化というわけにはいかなさそうですからね。

北:はい、そのような「社内に散らばった優秀な技術者」を全社的につなげるための取り組みとして、現在「組織横断型ITA相互支援体制」を整えています。TISにはアドバイザリーチームと呼ばれるトップアーキテクトのチームがあり、各事業部には事業部アーキテクトと呼ばれる、リスクが高い案件の技術的レビューを担うメンバーがいます。さらにその後進の社員が大勢いるわけです。そうしたポテンシャル層まで含めて、彼らが存分に活躍し成長できる機会を用意するために、組織をまたいでジョブ・ローテーションができるような仕組みやプロセスに取り組んでいます。ポテンシャル層は200名以上いるはずと仮定し、その全員の成長を支援したいと考えています。

このように、単純に部品をつくって再利用するという「なるべくつくらない」従来型開発を生かせるケースが少なくなってきたのに対して、現在は人の方に振り切って投資をしている状況です。

--ここまでお話しされている「ITアーキテクト」とは、どのような人材要件の方を指しているのでしょうか?

北:なかなか難しい質問ですね。20年前からずっと考えているのですが、一言で言うと「スーパーマン」ということになってしまいますね。ビジネスを理解しているとかコードを書けることが前提にあって、アーキテクチャ設計ができるのはもちろん、例えばお客さまに対してリスクが高い要件のプッシュバックをするのも大事な役割だと思っています。テクニカルスキル、コミュニケーションスキルに加えてコンセプチュアルスキルも必要なわけですから、見る人から見たらスーパーマンですよね。でも、あこがれの職業としてはスーパーマンで良いんじゃないかと思います。

なぜT&Iが持つノウハウを完全にオープンにするのか

--T&Iでは今までどのような取り組みをされてきたのか、具体的に教えてください。

北:厳密にはT&Iの立ち上げ以前からやっていることではあるのですが、「情報をいかに上手く共有して活用するか」を意識して仕組みをつくっています。その1つが先ほどお伝えした「canal」です。加えてもう1つ紹介したいのが「Fintan(フィンタン)」です。

「Fintan」とはTISがこれまで培ってきたノウハウを集約したウェブサイトで、研究成果やプロジェクト推進のプラクティス、成果物のテンプレートやサンプル、各種開発ツールなど、様々な部品やノウハウを無償で提供するサイトです。

--インターネット上にあるようですが、誰でも見られるということですか?

北:はい。いつでも誰でも参照できます。もともとオープンイノベーションということでスタートアップとの共創を前提に、「オフィスの中で閉じこもって開発する」という発想は可能な限り捨てたいと思っていました。もちろん、お客様にとって重要な情報などは機密情報なのでオープンにできませんが、社内に溜まっているノウハウや様々な人たちが持っている情報は、できるだけ活用した方が良いと考えていたことから、「Fintan」を立ち上げた次第です。

--社内のナレッジなどは、一般的には競争の源泉になるものでもあると思うのですが、それを無料でオープンにしても問題ないのでしょうか?

北:全くもって問題ないです。基本的には技術者がつくったものはできるだけ多くの人に使ってもらうことで成果を大きくさせられると思うので、そのためのオープン化は歓迎すべきだと思います。もし本当にすごい技術をつくったとしたら特許を取ると思いますが、それも公にオープンにするためのステップですからね。

--技術ブログとは違うのでしょうか?

北:立ち上げの経緯が違います。最初はきちんと使える部品を置く場所としてつくりました。例えば「Nablarch(ナブラーク)」という、システム開発のために包括的に設計されたJavaアプリケーション開発/実行基盤があるのですが、グループや委託先に使ってもらうためにはインターネット上に置いたほうが良いわけです。お客さまに説明する場合もWebブラウザがあればどこにいても説明できる。さらに言うと、それをつくった技術者は転職してもそれを使うことができます。良いことだらけです。

最近は仲間を集めるために自分たちを知ってもらおうと、ブログのように比較的気軽なアウトプットもするようにしています。

--なるほど。Qiitaのように「文字記事で従業員にアウトプットをしてもらう」という発想ではなく、実際の部品を置く場所という役割を想定していたからこそ、「Fintan」という独自ドメインでサイトを作られたのですね。

北:はい。最初はコンテンツが少なかったのですが、次第に文化として定着してきたようで、最近では社内のノウハウなどを積極的に投稿してくれています。世の中で通用するITアーキテクトになりたいのであれば、アウトプットも必要です。

先端技術から新規事業開発まで、多様なコンテンツから学べる「Fintan」

--「Fintan」で注目してほしいところはどこですか?実際にどういうところに注目を受けていると感じられますか?

秋里:秋里:全部注目!と言いたいところではありますが(笑)、Qiitaをご覧になっているエンジニアの方であれば、今のFintanは何かしらご自身の活動に照らして参考にしていただけるコンテンツがあるんじゃないかなと思うのです。特定の記事も注目していただきたいですが、まずはぜひ全体を眺めて見ていただきたいなと思います

我々としては、Fintanを「成果の置き場」として位置づけてスタートしているので社外から注目してほしいというモチベーションで始めたわけではないのですが、やはり社外からの反応があると嬉しさ半分、身が引き締まる思いがあります。北がさきほど申し上げた「Nablarch」などは社内のシステム開発のために作ったフレームワークですから社内ユーザーがメインではあるのですが、まれに社外の方が利用されている話も耳にします。Qiitaでも取り上げていただいている記事を拝見して驚きました。

「Nablarch」にまつわるナレッジ・事例の紹介ページ
https://fintan.jp/blog-category/nablarch/

秋里:実際に注目されているという点では、大型の受託開発の中で生まれたナレッジとして長らく公開している、ソフトウェアテスティングの「全体テスト計画ガイド」は「Fintan」が始まって以来長きにわたってアクセスが多いコンテンツです。テストをどのように計画するかという大枠から、実際テストをするときにすべきことのチェックリストまで、網羅的に載せています。実際にプロジェクトに携わっているメンバーが多く活用していて適宜チューニングもしているので、ぜひ多くの方に見ていただきたいです。

--全体テスト計画ガイドのページ数がすごいことになっていますね!他にも「Fintan」を見てみると、ブロックチェーンやXR、量子コンピュータといった先端技術領域のカテゴリから、新規事業開発のようなビズデブ系カテゴリまで幅広いですね。

秋里:そうですね。新規事業開発は現在T&Iで注力している領域の1つで、例えば事業立ち上げのために我々が内部でどのようなプロセスで活動しているかをオープンに公開している「新規事業開発 ― ステージ・ゲートプロセスによる新規事業立ち上げ」という記事なども、先ほどの「全体テスト計画ガイド」に負けないくらいのコンテンツ量があります。日々悩みながら実践している内容をフィードバックして適宜アップデートしているので、非常に実践的な内容になっていると自負しています。

「新規事業開発 ― ステージ・ゲートプロセスによる新規事業立ち上げ」
https://fintan.jp/page/6862/

--「Fintan」によって、どのような文化やコミュニケーションが社内で生まれていると感じられますか?

秋里:2018年から活動を開始して、最近ようやく自分たちの成果をFintanで公開することありきで進めるプロセスに変わってきたと感じています。先ほど北が言っていた通り、最初は情報を公開することに慣れていないメンバーが多かったのですが、地道にアウトプットを重ねていったことで、「情報をオープンにすることは怖くない」という意識が、組織全体に醸成されてきていると感じます。

現場特有のワクワク感を知ってもらうためにできること

--ここまでのお話を伺って、組織・サービスともにかなりレベルが高いと思うのですが、組織として感じている課題があれば教えてください。

北:インブリーディングの回避ですね。巷でよく言われる「越境」です。T&Iのような専門家集団の会話って、外からは全くと言って良いほど分からないものです。一方でプロジェクトチームとして専門が異なる人たちが集まって仕事をする場合は、それぞれの専門的な内容を正しく伝える必要がありますし、専門外のことを正しく理解しなければなりません 。

--この辺りのコミュニケーションは、オフラインだと結構スムーズにいく気がしますが、オンラインだとどうしても難しそうですね。

北:そうですね。コロナ前から活動していたチームについては、コロナ後でも比較的問題ないですが、問題は最初からオンラインで集まったチームです。物理的空間を共有することで得られるものはオンラインでは伝わらないので、そのようなチームの一体感の醸成には結構苦労していますね。

--深夜にトラブルが起こったときの、なんとも言えない血湧き肉躍る感覚とかですかね(笑)

北:急いでホワイトボードを持ってきてメンバーで「ああでもないこうでもない」と話す場には、現場特有の何とも言えない高揚感がありますよね。僕たちが現場で体験して得てきたことを、今の環境ではどのように提供できるのか。そのようなことを日々考えていて、例えば定期的に出社するような仕組みやプロセスをつくろうかなと思っています。

もちろん強制ではないのですが、オフラインの場の設計こそが、次の世代を育てるために必要なことだと思っています。スキルを盗んでもらうためには、僕らもしっかりと背中で見せなきゃいけないので。

--今おっしゃったような「働き方」が気になる方も多いかと思うのですが、評価方法はどのようにされているのでしょうか?

北:基本的には会社の人事制度に沿っていますが、組織業績評価や組織業績KPIは廃止しました。目標やKPIの達成度合いが成果の大きさとは限りませんから。個人が出した測定できない成果も評価したいと思っています。

技術スタックよりも大切なT&Iメンバーとしてのマインドとは

--T&Iで働く場合、どのような人が向いていると思いますか?

北:バリエーションが大事だと思っているので、固定で「こういう人」という要件はなるべく持たないようにしています。

--技術スタックも不要ということですか?

北:もちろんあるに越したことはないのですが、プロジェクトを進めるために必要な技術は、都度キャッチアップしていただければ十分だと考えています。現時点でスキルがあるかどうかは気にしていません。むしろクロスファンクショナルチームでプロジェクトを進める際に必要なコミュニケーション力や、様々な困難を乗り越える力の方がずっと重要だと思っています。違う領域に関心を持って話を聞き、自分なりに理解して、自らの考えも理解してもらえるように工夫する。そのような能力やマインドが大事なのかなと思います。

秋里:もちろん技術を扱う組織なので、前提として技術が好きという気持ちが大切だと思います。その上で、1人で仕事をするのではなく周囲と協力しながら難題に取り組む働き方を楽しめるような人にとっては、すごく良い環境だと思います。

--ありがとうございます。最後に、T&Iがめざしている未来についても教えてください。

北:例えばXR事業では2030年に売上高100億円といった中長期的な目標を立ててはいます。しかし現状のままでは達成するのは難しいと考えていて、よりセルフマネージできるような組織にならないといけないと考えています。上からの指示を待つのではなく、次にやることを自ら定めて、積極的に予算を取りに行く。そんなスタンスがメンバー一人ひとりの基本として必要になるので、今後もさらにEMPOWERMENTを進めていきます。

ITアーキテクトとしてシステム設計はもちろん、技術起点で事業の構築までできる人材を目指している人にとっては最高の環境だと思います。そのような環境に身をおきたいと考えている方はぜひ、まずはカジュアルにお話ししましょう。

編集後記

2000年代初頭からエンジニア組織を立ち上げられてきた方が部門の責任者をされているということで、優秀な技術者にとって非常に活躍しやすいフィールドになっていると感じました。また、オンライン就業が一般的になってきたからこそ、オフラインでの場の設計が重要だというご意見も納得でした。私自身、現場でのヒリヒリするようなインシデント対応が現在の意思決定における胆力のようなものにつながっていると感じることから、様々な意思決定を下すことになるであろうITアーキテクトにとっては、オフラインでのコミュニケーションも非常に重要だと感じます。実のあるDXに取り組んで顧客に提案していきたいと考えている技術者の方々にとっては、TIS株式会社のT&I部門は非常にやりがいのある環境なのではないでしょうか。

取材/文:長岡 武司
撮影:法本 瞳

TIS株式会社 テクノロジー&イノベーション本部
キャリア採用 求人一覧ページを見る

関連記事