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Qiita Engineer Festaってどんなイベント?担当者に聞いてみた!

Qiitaでは年に4回、Qiita主催のイベントを開催しています。

  • Qiita Hackathon
  • Qiita Conference
  • Qiita Engineer Festa
  • Qiita Advent Calendar

この記事では、毎年夏の時期に開催する「Qiita Engineer Festa」について、イベント担当の戸田さんにイベントの特徴や楽しみ方について、また、2024年6月3日(月)より開催する「Qiita Engineer Festa 2024」についてお話を伺いました。

プロフィール

戸田 行洋(とだ ゆきひろ)
事業開発部 プランニンググループ コンテンツチーム
2017年に株式会社エイチームへ中途入社。ECサイトのカスタマーサポートや物流部門を担当した後に、2022年1月よりQiita株式会社に異動。事業開発部プランニンググループとして主にイベント運営などを担当。

「Qiita Engineer Festa」とは?

――まずはじめに、「Qiita Engineer Festa(キータエンジニアフェスタ)」がどんなイベントなのかについて教えてください。

戸田:エンジニアフェスタは毎年夏の時期に開催される、Qiitaにおける記事投稿キャンペーンとライブ配信イベントから構成される複合型イベントです。Qiita Organization対抗戦や各スポンサーのキャンペーンなど、冬のアドベントカレンダーに次いで記事投稿が盛り上がるイベントです。

Qiita運営やスポンサー企業がオリジナルの記事投稿テーマを掲げ、テーマごとに優秀な記事を投稿していただいた方にQiitaオリジナルグッズや豪華プレゼントが贈られる企画などもあります。

――2021年から開催していますが、どのような経緯でこのイベントは生まれましたか?

戸田:2020年に「Qiita夏祭り」を開催したのですが、その名称を変更して今の「Qiita Engineer Festa」に至ります。
毎年冬の時期はQiita Advent Calendar(アドカレ)が非常に盛り上がるのですが、みんなで盛り上がれるイベントを1年に1回だけではなく別の時期にも開催して、もっとエンジニア業界を盛り上げたい、アウトプットを後押ししたいという意図で企画が始まりました。

アドカレとの違いで言うと、アドカレは期間中カレンダーに沿って1日1記事ずつマスを埋めていくイベントなのに対して、エンジニアフェスタの方は掲げられた様々なテーマに関する記事を自由に投稿するという違いがあります。

――イベント規模としてはどのように推移していますか?

参加者数・記事投稿数の推移

戸田:初開催から参加者数・記事投稿数ともに毎年増加し続けています。2023年は前年比390%以上の1,942名の参加者数で、投稿数も前年比500%以上の3,876件の記事が投稿され、過去最大の盛り上がりとなりました!

Organization対抗戦

――2021年の初開催から現時点で過去3回開催してきましたが、イベント内容の変化や取り入れた工夫などはありますか?

戸田:今ではエンジニアフェスタの1つの目玉企画になっているOrganization対抗戦は2022年から開始しました。
企画した当時、冬のアドカレ・夏のフェスタという違いを出したいと考えた時に、アドカレは個人でマスを埋めていくイベントなので、エンジニアフェスタは組織やチームでも盛り上がれるように、Organization単位でいいねを競い合う対抗戦をやろうというところから企画が生まれましたね。

2022年開催時のランキング

2022年のランキング

――Organization対抗戦について、反響などはありましたか?

戸田:2022年の初開催から複数の組織がメンバーを巻き込んで多くの記事を投稿いただき、非常に盛り上がっていました。対抗戦で1位になると運営から贈られるQiitanぬいぐるみなども人気で、受賞チームのみなさんには喜んでいただけたかと思います。

Qiitan(キータン)のぬいぐるみ

初心者からニッチな技術まで、様々なニーズに沿ったアウトプットの場を提供

――その他に取り入れている工夫はありますか?

戸田:2023年からは、記事投稿期間終了後のOnline Meetup(結果発表ライブ配信イベント)だけではなく、イベント期間中にも様々なテーマを掲げたライブ配信イベントを複数実施しています。

これは、運営として記事投稿だけではなく、オンラインイベント登壇などユーザーのみなさんがアウトプットできる機会をもっと増やしたいという背景で実施していますね。

――特にどの辺りの層にフォーカスを当てているなどありますか?

戸田:そうですね。2023年に関しては、記事キャンペーン「初めての記事投稿」と連動して「初登壇応援!はじめてのLT」をテーマに掲げたLT大会と、記事キャンペーン「この記事誰得? 私しか得しないニッチな技術で記事投稿!」と連動して「私しか得しないニッチな技術でLT」をテーマに掲げたLT大会、という2つのLT大会を開催しました。

まず前者に関しては、初めて記事投稿される方やLT登壇される方を対象にしています。
「自分の記事が役に立つ内容かわからない」などそもそもアウトプットすること自体ハードルが高いと思われることが多いのですが、どういった内容でも躓いた経験やそれを解決した方法をまとめることで同様の課題をもった人はいるはずですし、少なくとも自分自身がまた躓いたときに役に立つはずです。

そこでテーマとして設けて、アウトプットのハードルを下げ、参加者の間口を広げることで、より多くのアウトプットや知見が世の中に広がっていくというところを狙っています。
また、LTやイベント登壇は記事投稿よりも更にハードルが高いので、初めての人だけが登壇できる立て付けにして、視聴者も温かい目で見てもらえる優しい空気感のイベントにしました。当日も数多くの温かいコメントが投稿され、とても和やかなLT会となりました。

――なるほど。もう一方のテーマについてはいかがですか?

戸田:後者に関しては、ニッチな分野の知見を持っている方にフォーカスを当てています。自分がやってるものがニッチだと思ってる人は、この知見は自分以外の役には立たないんじゃないかってアウトプットしないことってあると思うんですけど、少なくとも自分自身のためのメモとして残しておくことで、また同じように困った時に救われることもあると思います。

また、誰か一人が困ったってことはきっとどこかに同じようなニーズを持っている人はいるはずなので、これも貴重な知見ですしアウトプットとして素敵なものだよってところを伝わるようにテーマで表現しています。

また、その他の記事投稿キャンペーンのテーマについても工夫していて、前年まではスポンサーやQiita運営からの限定されたテーマのみだったので、そのテーマに当てはまる人しか参加できないイベントになっていました。それは運営としても本意ではないので、テーマレスというかなんでもありみたいなものを2023年から導入し、イベント全体としてより多くの人が参加して楽しめるようにするために「お題は不問!Qiita Engineer Festa 2023で記事投稿!」という記事投稿キャンペーンのテーマも準備しました。

――ありがとうございます。これは今後も続けていく予定ですか?

戸田:はい!2024年もイベント期間中のLT大会を開催予定です。今年は失敗談をテーマにしたLT会も予定していますので、ぜひみなさんのご参加をお待ちしています!

新企画も始まる「Qiita Engineer Festa 2024」

――では2024年開催についてのお話をもっとお伺いしていきたいと思います。まず2024年から開始する新企画についてお伺いできますか?

戸田:はい、今年は新企画として「記事投稿マラソン」を実施します。
アドカレの完走賞と似ているのですが、大きく違う点が2点あります。1点目はマラソンの完走として認められるためには38記事書かないといけないという点。これはエンジニアフェスタの記事投稿期間が38日間なので38記事で設定しました。
2点目は、そうは言っても38記事って結構大変だと思うので、19記事で達成できるハーフマラソン賞もあるという点です。

――どのような背景でこの企画は生まれましたか?

戸田:先ほども話でも出ていたOrganization対抗戦に対をなすような企画を作りたいというのがきっかけでした。これまでのエンジニアフェスタは、組織に属している人はOrganization対抗戦で盛り上がるけど、属していない個人の方はどう参加したらいいか分からないのではないかというところで、Qiitaユーザー全員に楽しんでもらえるためにも個人で参加して盛り上がれるような企画を作れないかっていうところで作りました。

――なるほど。「記事投稿マラソン」に参加するメリットなどはありますか?

戸田:記事投稿マラソンもハーフマラソンも、達成した人には運営からの特別なプレゼントがあります。例年のQiitaグッズに加え、今年はストレスボールやキーキャップなど、新しいQiitaオリジナルグッズも現在準備中です!

また、達成した人はエンジニアフェスタ特設ページにユーザー名が掲載されるので、自分の名前が刻まれる記念として、ぜひいろんな人に自慢してもらえたらと思います!

――ありがとうございます。その他、機能面などで今年から追加されることはありますか?

戸田:はい、シェア機能ということで、今自分が何記事投稿したかを確認できるサムネイルを作っているので、それをシェアをしてみんなで楽しんでもらえたり、イベントに紐づく記事のいいね数ランキングや新着記事が見れるなど、よりみんなで盛り上がれるよう改善予定です。

普段記事投稿されているQiitaユーザーの方も、普段は読む専門だけどいつかアウトプットしてみたいと思っていた方も、みんなでワイワイ楽しく盛り上がれればと思っておりますので、ぜひみなさんのご参加をお待ちしています!

さいごに

今年もQiitaでは、Qiita Engineer Festa 2024を開催します!
記事投稿期間は2024年6月10日(月)~2024年7月17日(水)です。ライブ配信イベントの開催日は下記特設ページよりご確認ください。皆様のご参加、お待ちしております!

またQiitaのイベント情報は、Qiitaの公式イベントページにて随時ご紹介しますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

「Qiita Engineer Festa 2024」特設ページはこちら

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