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ベンキューの最新アイケアモニター「快適やから買い取ることにした」feat.やめ太郎

ベンキュージャパン株式会社より、新製品となるアイケアモニター「GW2790QT」が2023年3月17日に発売開始されました。

部屋の明るさに合わせて輝度や色温度を自動で調整してくれる機能や、コーディングなど用途に合わせて選択できる画面モード各種、さらにはリモート会議で活用できるノイズキャンセリングマイク、ノイズフィルターの内蔵など、生産性とアイケアを両立させる機能が豊富に搭載されています。前回はQiita株式会社のエンジニア・千葉 知也さんに使用してもらい、ポジティブなフィードバックが多く寄せられました。
▶︎リモートワーク時代に必須のアイケア製品。Qiitaエンジニアがベンキューの最新モニターを使ってみた

ぜひ別のエンジニアの方からのフィードバックもいただきたい!ということで、Qiitaではワイ記法や娘ちゃんが登場する記事でおなじみの「無職 やめ太郎(本名)(以下、やめ太郎)」さんにお話を伺いました。ご自宅までモニターを郵送して使っていただいたところ「快適やから買い取ることにした」とツイートされた通り、早々にご購入されるほど気に入っていただけたようです。

実際にどのようなところが良かったのか。便利な機能や使い心地についてお話を聞きました。

※本記事ではライターによって関西型言語化を試みています。取材当日のやめ太郎氏からの応答は極めて標準語でしたので、念のためご理解ください。

プロフィール

無職 やめ太郎(本名)
株式会社ゆめみ
フロントエンドエンジニア
いつも関西型言語でQiita記事を書いています。よろしくお願いします。

これまでは47インチの大型モニターを使っていた

――今日はベンキューさんの「GW2790QT」を使ってみた感想を色々と教えてください!

やめ太郎:ええでぇ。

――やめ太郎さんは現在、ご自宅で何台のモニターを使っているのですか?

やめ太郎:2台や。今まで使っていた47インチの大きいモニターと、今回購入したベンキューのモニター(27インチ)の2台使いやで。

――47インチのモニターはTwitter投稿画像に写っているものですよね?大きいですねー

写真提供:無職やめ太郎(本名)

やめ太郎:せやな。縦が1メートル近くあってとにかく大きいから、4Kの割に画面が粗く見えるんや。それで27インチとか31インチくらいがちょうど良いなと思ってたところ、今回のコラボ企画のお話をいただいたから、早速使って2台使いになったっちゅうことや。

――今まで複数台を使ったことはありますか?

やめ太郎:あるなぁ。前の会社で使っていたとき以来、およそ5年ぶりやと思う。

――47インチの大きなモニターも含めて、今はどのような使い分けをされているのでしょうか?

やめ太郎:ベンキューさんのモニターはコーディングモードにして、Visual Studio Codeとかを立ち上げて使ってるな。大きい方のモニターは、コーディングの結果を確認するためのブラウザ立ち上げ専用にしてんねん。ほんで右側にブラウザをまとめている感じや。あとベンキューさんのモニターでは、仕事終わりに映画とかも観るで。

ポモドーロ・テクニックの習慣化に最適な「Eye-CareU」アプリ

――貸出期間は1週間でしたが、そのまま現物購入されたとのことで、惹かれた理由を教えてください。

やめ太郎:個人的には「Eye-CareU」ってアプリがかなり気に入ったんや。

モニターのOSDコントロールの代替手段として、アイケア関連の設定を簡単に調整できる設定アシスタントソフト「Eye-CareU」では、使用時間や照明環境などを通知しつつ、集中できる環境を提供してくれる

――どのような点が気に入っているのですか?

やめ太郎:ポモドーロ・テクニックを実践しやすいところやな。プログラマーには多いと思うんやけど、ワイ、過度に集中してしまうクセがあって、時間を忘れて飲まず食わずでコーディングを続けてまうんや。結果、1日が終わる頃にはかなり疲れることが多くて。前にポモドーロをやろうとして、途中までは上手くいってたんやけど、切りが悪いとタイマーが鳴っても止めて作業を続けちゃってたんや。

――なるほど。たしかEye-CareUにはタイマー機能がありますよね。

やめ太郎:タイマー機能を使うと時間になると画面が強制ロックされて、しかも解除しようとすると掛け算の計算結果を入れる必要があるから、半強制的に休憩時間を挟めるのがええな。

――そうなんですね!

やめ太郎:やってみよか。ちょっと試しにセットしてみますわ。

やめ太郎:「5分前だよ」って通知が来たで。

(5分間待機)

やめ太郎:設定した時間が過ぎると、こんな感じで画面がロックされるんや。

やめ太郎:ほんでロックを解除しようとすると、こんな感じで掛け算の計算結果を入力する画面が出てくるんや。今回は「10×9」か。「10×9」は暗算できるけどな、たまに問題が難しいと電卓を使うから、いつもと同じように電卓電卓と。

――なるほど。これなら強制的に休憩を取ることができますね。掛け算の問題を解かなければいけないので、続けざまに再開することも減りそうですし。

やめ太郎:強制的なロックも大事やけど、それ以上に、5分前から「もう少しで休憩時間だよ」と通知してくれるのがありがたいんや。作業をしながら「もうすぐポモドーロの時間になって画面がロックされる」って予想できるから、前みたいにタイマーを無視して作業し続けることもなくなったんや。

――ちなみに、このアプリのキャラクターは、ダークモードにすると消えるみたいですよ。

やめ太郎:せやな。1回ダークモードでも使ってみたけど、ワイはこのキャラがいると和むから、キャラが出てくる方を使ってるで。

明るさの自動調節機能やコーディングモードも大活用

――日々自宅で業務をされていると、リモート会議もあると思います。「GW2790QT」にはノイズキャンセリングマイクが内蔵されていますが、その使い勝手はいかがですか?

やめ太郎:特に問題なく使えていると思うで。最初に使ったとき、画面越しの同僚にきちんと聞こえるか確認したら「問題ない」言うてましたわ。

――前回のQiitaエンジニア千葉さんからのフィードバックでは「精度が高くて『強』だと声が聞こえづらい」という話もありましたが、いかがですか?

やめ太郎:その記事を前もって読んだから、「ほな低で使いましょ」ってなって、ワイはずっと「低」で使ってるで。今まではオンライン会議をするときは毎回ヘッドセットを使っていたんやが、それも必要なくなったな。

ノイズキャンセリングマイクでは高・中・低・オフの4段階で設定できる

――なるほど。先ほど冒頭で、画面モードを基本的に「コーディングモード」で使っているとおっしゃっていましたが、使い心地はいかがですか?

やめ太郎:ええ感じや。例えばフルHDのモニターだと画素がちょっと足りないと感じることがあってん。せやけど2K WQHDだとコードのフォントとかが綺麗に見えるから、コーディングへのモチベーションが上がるんや。最近は「M-bookモード」も使うようになってきたで。

――M-bookモードって、画面間の色差を少なくして、MacBookの色味を再現したモードですよね。

やめ太郎:せやで。今までやとMacBookのRetinaディスプレイが綺麗すぎてフルHDのモニターでは粗く感じてしまってたんやけれど、2K WQHDくらい画素が詰まっていると、MacBookの綺麗さにも負けていない気がするな。

――どのようなシーンでM-bookモードを使っているのですか?

やめ太郎:実は最近デザインの勉強をしたくて、CanvaやFigmaを使うことが増えてきたんや。MacBookとモニターで色味の違いを感じづらいからM-bookモードだとデザイナーや、デザインに興味がある人にも良いと思うで。

――ちなみに「GW2790QT」には「ブライトネスインテリジェンス(B.I.)」と呼ばれる機能がついていて、次世代バージョンの「Gen2」では、起点となる明るさを調整できるとのことです。その使い勝手はいかがでしょうか?

やめ太郎:便利で、常にONにしとるで。夜にYouTubeとかを見るときは部屋を暗くするんやけど、今までだと自分で都度調整しないといけなかったんや。けれどこのモニターだと自動で輝度を下げてくれるから、毎夜の作業が1つ減って楽になりましたわ。心なしか、いや間違いなく、目の疲れも減っている気がするで。

「GW2790QT」では、モニター下のセンサーが周囲の明るさと色温度を検知して、ディスプレイの輝度を自動調整する「ブライトネスインテリジェンス(B.I. Gen2)機能」が実装されている。特に今回搭載されているバージョンでは、起点となる明るさを調整することが可能。これまでのGWシリーズで「少し眩しい」と感じていた場合は、全体的な明るさレベルを落とすことで、より好みに合った使用感に調整できる。紹介動画はこちら

――目に優しいフリッカーフリー技術やブルーライト軽減機能も実装されているそうです。どちらも直接肉眼で確認できるものではないので、なかなか効果を実感できないかも知れませんが。

やめ太郎:そういえば、ずっと前に使っていたパソコンのモニターを見ていると、絶対に1時間で疲れていたんや。思えば大量のフリッカーを受けて疲れまくっていたのかも知れんな。

特に過集中しがちな人におすすめ、疲れもたまりにくくなった

――ちなみに「GW2790QT」では、マルチモニターセットアップが可能な「デイジーチェーン」という機能もあります(M1/M2チップ搭載のMacは非対応)。やめ太郎さん、ベンキューモニター2台持ちなんていかがですか?

やめ太郎:やめ太郎:1つのポートで何台もつなげられるんやんな?

――最大4つの外部モニターを接続することができます。

やめ太郎:それは便利や。ポートが占有されないのがええな。電源も共有されるんやんな?

――もちろん!USB Type-Cの場合は65W給電が可能とのことです。ここまで最新モニターの機能をフィードバックいただきましたが、総括として、エンジニアにとって便利だなと思ったポイントを改めて教えてください。

やめ太郎:最初にお伝えした通り、特に過集中しがちな人にとってはすごく良いモニターやなと。タイマーの時間を事前に教えてくれるアプリの機能は、本当に多くの人に勧めたい。普段ワイ、肩甲骨あたりがすごく凝りやすいんけれど最近はだいぶ楽になったし、疲れがたまりにくくなったな。その分、お酒の量も減らすことができてるんや。

――これだけ沢山の機能がついて、お値段はいくらだと思いますか?

やめ太郎:えー、いくらなんやろー。きっとお高いんでしょー(買ったから知ってるんやけどな)。

――税込で50,400円です!

やめ太郎:ええー!  や、安い!

あまりの安さに驚くやめ太郎氏

やめ太郎:目と肩の疲れが減って、お酒も減って、その分をモニターの出費で相殺すると実質無料やな。お買い得すぎやん。

――ぜひ最後に、Qiita読者の皆さまに一言お願いします。

やめ太郎:ワイ自身、本当にいいと思ったから購入したんや。疲れが溜まっている人や溜まりやすい人は、是非使ってみてー!

27インチ ベンキューWQHD液晶モニター「GW2790QT」詳細はこちら

31.5インチ ベンキューWQHD液晶モニター「GW3290QT」詳細はこちら

編集後記

私も過集中で文章を書いてしまうクセがあるので、やめ太郎さんが強調されていた「Eye-CareU」はぜひ使ってみたいと感じた次第です。またモニター下のセンサーは周囲の明るさと色温度を検知するだけでなく、使用者の「姿勢」の状態も検知してくれて、姿勢が悪く前屈みになるとアラートを出してくれます。目や肩の疲れが顕在化している方は、モニターの買い替えから改善をはじめてみてもいいかもしれません。

取材/文:長岡 武司
撮影:藤田 亜弓

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