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クラウド型RPA『クラウドBOT®』がエンジニアをクリエイティブな開発に集中させてくれる理由

2017年頃からよく耳にするようになったRPA(Robotic Process Automation)。定型作業を自動化することで生産性を大幅に向上させてくれることから、iPaaS(Integration Platform as a Service)とセットで注目している方も多いのではないでしょうか?

そんな流れのなか登場したのが、株式会社C-RISE(以下、C-RISE)の『クラウドBOT®』。「自動操作をもっと身近に、もっと手軽に。」をコンセプトに開発された、Web自動化サービスプラットフォームです。現時点で、Zapier、IFTTT、Power Automate、integromat等のiPaaSに正式対応しており、3,400種類以上のサービスと連携ができるといいます。

そこで今回は、石川県金沢市にある同社の金沢支店で、代表取締役の村井氏、システム開発部の三林氏に、Qiitaプロダクトマネージャーの清野が『クラウドBOT®』の使い方や特徴を伺いました。

プロフィール

村井 将則(むらい まさのり)
株式会社C-RISE
代表取締役
2005年にC-RISEを設立。エネルギー管理システム(EMS)の開発を手掛け、電力の見える化や仮想発電所(VPP)のプラットフォームを開発。2018年頃から、RPAによるWebシステム間連携プロジェクトを開始。2019年から独自のクラウド型RPAサービス『クラウドBOT®』の開発に着手する。自身もエンジニアとして常に新しい創造を行っており、2021年現在までにWeb自動化技術に関する4つの特許を取得している。

 

三林 豊(みつばやし ゆたか)
株式会社C-RISE
システム開発部 クラウドBOTプロジェクトリーダー
サーバサイドからフロントエンドまでの幅広い知識を持ち、複数のプロジェクトをテクニカルリーダーとして支えている。
一方でクラウドBOTの製品開発では、自身も開発メンバーとして加わり、UI設計、システム設計、データ設計、コーディング、テストなど全行程をカバーし、サービス品質を高水準で保つことに貢献している。

 

清野 隼史(きよの としふみ)
Increments株式会社
Qiitaプロダクトマネージャー
2018年、大学在学中にIncrements株式会社にアルバイトとして入社。入社以来、QiitaやQiita Jobsの開発に携わっている。2020年2月、Qiitaプロダクトマネージャーに就任。

 

「クラウド型RPA」と「オンプレミス型RPA」の違いについて

新たな潮流「クラウド型RPA」とは、どんなものか?

清野:はじめに、「クラウド型RPA」がどのようなものか、教えていただけますか?

村井 : 一般的なRPA(Robotic Process Automation)は、デスクトップにある、ほぼ全てのアプリケーションの動作を自動化できることを特徴とするシステムです。

それに対し、クラウド型RPAは大きく分けて2種類あります。
1つはデスクトップ用のRPAソフトをAWSやAzure等のクラウドプラットフォームに設置しサービス化して提供するもの。もう1つはロボットの作成から実行・管理までクラウド上で運用することを前提として、クラウドの特性を活かすよう設計・開発されたクラウドネイティブなサービスです。

当社の『クラウドBOT®』は後者で、自動操作対象をWebのUIに特化しつつもクラウドならではの様々な機能をご提供しています。なお、当社では、クラウド上で自動化するロボットの事を「BOT」と呼んでいます。

「オンプレミス型RPA」の課題感について

清野:ありがとうございます。ローカルで動かすRPAとクラウド型RPAとの違いに繋がるポイントだと思いますが、現在、オンプレミス型RPAにはどのような課題があるのでしょうか?

村井 : オンプレミス型RPAは、パソコンに1台ずつRPAソフトをインストールし、作成したロボットがそれぞれのパソコンを自動操作する仕組みのため、ロボット実行中はパソコンが占有されてしまうのが問題だと考えています。ロボットを動かしている間、人がパソコンを操作することができないわけです。

また、自動化したい対象となるアプリケーションが入っている環境に、1つずつRPAソフトをセットアップしていく手間がかかるのも問題だと思っています。

清野:占有というのは、エンジニアがローカルでスクリプトを書いて走らせると、CPUを専有しファンが激しく回ってしまう感覚に近いですね。加えて、確かに環境を整えるために1台ずつセットアップしたり、メンテナンスしたりするのは大変だと思います。

「クラウド型RPA」のメリット

清野:そのようなオンプレミス型RPAの課題に対して、クラウド型RPAは有効なのでしょうか?

村井 : そうですね。クラウド型RPAでは、BOT(ロボット)はクラウド上で動くので、BOTを動かしている間、BOTがパソコンを占有することがありません。これは大きなメリットだと考えています。端末が全てシャットダウンされていても大丈夫です。また、『クラウドBOT®』は、スマートフォンやタブレットからBOTを作成して、クラウドで動かすこともできます。つまり、RPA導入の為にハードやソフトを新たに準備する必要がありません。

三林 : スケールメリットもあります。同時にたくさんのRPAを走らせたいとき、オンプレミス型ですと、動作させるパソコンのメモリ等の性能の限界もあって大量に動かすことができません。しかし、例えば『クラウドBOT®』では、AWSのサーバレス機能であるLambdaを使いBOTを動かしているため、同時に100、200といった規模のプロセスを実行できるメリットがあります。

清野:さきほど、『クラウドBOT®』のデモを拝見させていただいたときに、そこがすごく良いと思いました。バッチ処理を走らせている組織は多いはずです。もちろん、弊社にもスケジュールタスクがありますが、データが多かったりシステムが複雑だったりすると、バッチ処理を走らせるだけで何時間もかかってしまっています。

三林 : そうですよね。

清野:バッチ処理を走らせている間は、サーバに負荷がかかります。そのため、スケジュールタスクをずらすなど工夫をする必要があるのですが、クラウドのスケールメリットを活かすとそこを気にしなくて良くなるので、かなり魅力的だと感じます。

Web自動化サービスプラットフォーム『クラウドBOT®』とは?

クラウドBOT公式サイト(https://www.c-bot.pro/

ノーコードRPA『クラウドBOT®』のアウトライン

清野:つぎに、『クラウドBOT®』の概要やコンセプトを教えてください。

村井 : クラウド型のWeb自動化サービスプラットフォーム『クラウドBOT®』の特徴の1つは、ノーコード、つまりプログラミングが不要であることです。ノーコードでユーザーが行った操作を自動記録してBOT化し、BOT化したシナリオはクラウド上に登録され、クラウド上で実行できるのが大きな利点になっています。

プランは月額3,000円からご利用いただける料金体系にしていて、中小企業や個人事業者に使っていただきやすいようにしています。また、無料プランも用意しています。現在、Googleやfreee、kintoneといった別々の事業者のクラウドサービスを利用している方々に、データを横連携して、サービスの間を繋ぐように使っていただくのが『クラウドBOT®』のコンセプトのひとつです。

『クラウドBOT®』の強みーー「ノープラグイン」「低価格」

清野:ありがとうございます。他にもクラウド型RPAはあると思いますが、それらと比較したとき、『クラウドBOT®』の強みと特徴はどういった点にありますか?

村井 : 大きく「記録方式」「価格」「API化機能」「セキュリティ面」の4つですね。
1つ目が、記録方式です。一般的なクラウド型RPAは、操作手順を記録するために、ブラウザに記録用の専用プラグインが必要ですが、『クラウドBOT®』では、操作手順を記録するために専用のプラグイン類は必要ありません。この自動記録方法は当社の特許技術です。

ブラウザに記録用の専用プラグインが必要となると、ロボットを作る環境が限定されます。『クラウドBOT®』はプラグインを使わずに標準のブラウザのみで記録することができるため、スマートフォンの「Safari」「Chrome」などからでも使えるメリットがあります。

2つ目に料金です。『クラウドBOT®』はサーバレス方式を採用しているので、サーバに常時コストがかかりません。先ほども申し上げましたが、無料プランをはじめ、月額3,000円からの利用しやすいプランをご用意できています。

清野:たしかに、無料プランもありますし、気軽に試せて良いですね。

『クラウドBOT®』の強みーー便利で強力な「API化」機能

村井 : 3つ目の強みはAPI化の機能です。他にもAPIを提供しているクラウド型RPAはありますが、ほとんどがBOTを実行するためのトリガー用としてAPIが提供されています。『クラウドBOT®』では、BOT作成時に操作内容を自動識別し、ノーコードでインプットデータ(引数)、アウトプットデータ(返り値)が自動定義されるため、データ入出力用に設計されたREST APIと同じようにAPI実行することができます。

このようにAPI化できることが、『クラウドBOT®』の大きな特徴のひとつだと考えています。例えば開発会社が利用する場合は、外部サービスや他システムに対する入出力操作だけを『クラウドBOT®』でBOT化し、独自ロジックの部分は自社でプログラミング、その際にデータ連携が必要であればAPIとしてBOTを呼び出すというように組み合わせてご活用いただいてるケースもあります。

また、データ連携も全てノーコードで構築するなら、自動操作は『クラウドBOT®』でカバーして、他のサービスと連携する部分をiPaaS(Integration Platform as a Service)で繋ぐことで、開発会社に限らずノーコードで自動化システムを構築することができます。例えば、ECサイトの管理画面などWeb の操作を自動化し、メールやチャット、スプレッドシート等とデータ連携する等、便利に使っていただけると思います。

清野:API化できる点は、私もとても興味を持ちました。今、デジタルトランスフォーメーション(DX)で、何でもデジタル化していく流れがあります。エンジニアとして、そういうテーマに着手するときの課題感は「APIがない」とか、「そもそもシステム化できない」「繋げられない」という点にあり、APIがなくて悔しい思いをする機会が多いと感じています。

そういう観点で、『クラウドBOT®』を「あらゆるモノをAPI化するサービス」として見てみると、できることが広がっていくのではないかと思えました。

村井 : そうですね。『クラウドBOT®』によって、エンジニアの皆さんができることは増えると考えています。

『クラウドBOT®』の強みーー国際的なセキュリティ基準をクリア

清野:4つ目のセキュリティ面はいかがですか?

村井 : 『クラウドBOT®』はサービスの全てをクラウド上で構築、展開しているので、セキュリティ対策には力を入れています。データの分離、暗号化をしたり、データの保全性という意味で、完全に冗長化したりするなど、システム的なセキュリティ強化を実施しています。

また、組織としてのセキュリティ体制を整えるため、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である、『ISO27001』を取得しました。『クラウドBOT®』を対象にクラウドセキュリティの国際規格「ISO27017」も取得しました。運用体制も含めて、C-RISEでは国際的な認定基準を満たして、『クラウドBOT®』の開発、運用に取り組んでいます。

清野:そのような取り組みをされているのですね。RPA、BOT関係のサービスは、実際にパスワードを通す機会も多いと思うので、ISOを取得していると安心感が違います。

村井 : 当社は、サービスの提供を通じて、多くの人と様々なモノを「繋ぐ」ことを大切にしています。そのためには、どうしても認証情報をお預かりしないといけないわけです。情報はクラウド上にあるので、セキュリティには万全を期しています。

最近では、クラウド上に機微なデータ、機密情報を入力することに慣れている方は多いと思います。しかし、その情報をどこに上げるかとなると、やはり信頼できるところが良いと考えられるはずです。そのため、自社の基準だけではなく、国際的な第三者機関からの認定を取り、安心して当社のサービスを使っていただくことが重要だと考えました。

清野:ローカルで動かすシステムと、クラウドで動かすシステムとで吟味することになれば、セキュリティの観点は重要になってくるので素晴らしいと思います。

村井 : 一例ですが、『クラウドBOT®』で作成したBOTにユーザーのパスワードを覚えさせないようにしているのも、セキュリティ対策のひとつです。

BOT作成者は、操作手順を自動記録する過程で自分のアカウントとパスワードを入力し作成します。その後、BOTは社内で共有されます。BOTを社内で共有して使うことで効率化を実現し、生産性を上げていくからです。そのため、共有を前提としたBOTには個人のパスワードを組み込まず、それぞれ実行者のプロファイルにIDとパスワードを保管して使う発想で設計をしています。

清野:ローカルでRPAを動かしたり、オンプレミス型で動かしたりするシステムの場合、過度に安心してしまってパスワードが「メモ帳」や付箋紙で共有されていることもあります。むしろ、クラウド型のセキュリティが担保されていることで、セキュリティ意識が組織に広がっていくと良いと思いました。

ノーコードRPA『クラウドBOT®』を実際に動かしてみる

アカウント発行は無料

村井 : 実際に『クラウドBOT®』、触られてみますか?

三林 : ご自身のパソコンでも、すぐにアカウントが発行できるので、すぐ試すことができます。無料でアカウントは発行できます。基本的に無料のプランで機能制限がほぼない状態で使っていただけます。

清野:ぜひお願いします!

インストールがないから、すぐ使いはじめられるんですね。エンジニアは個人のPCで走らせる方が多いと思うのでその点も良いと思います。

個人で使う分には、かなりいろいろなことができそうです。無料プランについては後ほど教えてください。

(村井氏、三林氏に手順を聞きながら、清野、アカウントを登録)

清野:では、クライアントのテストをしてみたいと思います。Qiitaのトップページから記事のタイトルを取ってくるBOTを作ってみたいと思います。

三林 : なるほど。では、まずタイトルの1行目をクリックしていただいて、コピーしたい部分を指定して……。

(村井氏からレクチャーを受けながら、清野が『クラウドBOT®』の「グループ機能」「繰り返しの検出」等を使ってQiitaのトップページから記事タイトルの一覧を一括取得するBOTを作成)

三林 : クラウドBOTはWebサイトの繰り返し構造になっている部分、例えば一覧画面などをグループとして認識させる事ができます。設定したグループに対し、繰り返し同じ処理ができるようになっています。これを使ってタイトルを一括取得すると、グリグリと記事のタイトルが取れます。

(作業時間約5分で完成し、作成したBOTの実行ボタンを押す)

(一瞬で実行が完了し、ディスプレイに実行結果が示される)

取材陣一同:おおおおおおおおおおお!(歓声) すごい!

『クラウドBOT®』のメリットをおさらい

ノーコードだから誰でも使える

清野:実際に動作させてみて、『クラウドBOT®』を使うことでノーコードで簡単にRPAを実現できると実感できました。誰でも使えそうですし、動作も速いですね。

三林 : 他のRPAのエディタ類では、なかなか、このようなことができないと思います。専用のプログラムを書かなければならなかったり、そもそもこのような指定ができなかったりすることもあります。『クラウドBOT®』なら、完全にノーコードでここまで自動化できます。

そのため、ITの活用能力に自信がない組織や個人の方でも、説明の動画等を見ていただければ、このような自動化が可能です。『クラウドBOT®』はどなたでも操作が理解できるところまで、エディタを作り込んでいます。ここも強みだと思っています。

村井 : それに、HTMLソースを意識する必要もありません。

清野:クローラーを作るよりも、正直簡単ですし、便利だと感じました。

エンジニアを「退屈」から解放するツールとしての側面も

三林 : 『クラウドBOT®』で作ったBOTをAPIとして公開すると、実行した結果をレスポンスとして受け取れます。例えば先程作った「Qiitaのトップページから記事のタイトルを取ってくるBOT」をAPIとして実行すると、レスポンスとして記事タイトルの一覧をJSONで受け取ることができます。

清野:それも無料プランで利用できるんですか?

村井 : はい。可能です。有料プランになると、スケジュール設定もできます。

清野:API化できるのは、とても便利ですね。エンジニアは、クローリング作業を依頼されたり、相談されたりすることが多いと思うのですが、正直、退屈な作業が多いです。

一同:(笑)

清野:なんと言うか…面白みが感じられないといいますか…。本来は、事業に貢献するモノを作ることがエンジニアとしての醍醐味だと思っているので、このようなある意味「退屈なところ」を簡単、かつ自動的にできてしまうのは素晴らしいと思います。

村井 : 当社でも、RPAのシナリオをコーディングする仕事が多く、そこから脱却したいという考えも『クラウドBOT®』の発想の根源にあります。また、Webでシステムを作った後に、改修ごとに回帰テストを行うだけでも『クラウドBOT®』は使えます。単純にテストシナリオ通りに操作をして、それをテストごとに回し直すだけで、Web開発のテストを自動化できるのです。

清野:テストで触ってみて、とても楽しかったです。ぜひ、Qiita Zineを読んでいる皆さんにも試してみてほしいですね。

無料プランでどこまで使える?

清野:さきほど、少しお話しに出たかと思いますが、『クラウドBOT®』は無料プランでどこまで機能を使うことができるのですか?

村井 : ポイントは「お試し」ではなく、「無料プラン」として用意していることです。そのため、BOTの作成・実行、API実行、外部連携など、ほぼ全ての機能を使っていただけます。制限がかかっているのは、スケジュール実行とメンバ管理機能、BOTの利用時間です。現時点(2021年3月)では、時間を全部使い切っても、延長も可能です。

三林 : もう1点、BOTの同時実行数が無料プランでは1件だけになっています。

村井 : これから『クラウドBOT®』の利用者が増えたら、無料プランは縮小するか、なくなる可能性もありますが、これは、新規の受付を縮小するという意味で、今、登録してくださった方は、契約時の無料プランを継続してご利用いただけます。

清野:…ということは、「登録するなら今!」ということですね。

エンジニアがクリエイティブな開発に集中できる環境へ

今後のサービスの展望は?

清野:『クラウドBOT®』の今後のサービスの展望についても教えてください。

村井 : 現在、Webブラウザの操作を自動化するBOTを「B-BOT」として提供しています。ブラウジングボット(Browsing BOT)の「B」です。つづいて複数のBOT同士を、ワークフローを作る形で繋ぎ合わせるチェインボット(Chain BOT)=「C-BOT」のリリースを予定しています。

そして、当社はAPIにこだわりがあり、APIが提供されているサービス、システムに対してAPIを呼び出すアプリケーションBOT(Application BOT)=「A-BOT」も順次リリース予定です。

クラウドBOT公式サイトより

既存の「B-BOT」に加えて「A-BOT」、「C-BOT」を用意することで、Web関連システムの多くを繋いで、全て自動化できるようにしたいと考えています。もちろん、海外への展開も考えています。実際のところ、現在の登録ユーザー数の6割ぐらいが海外です。海外でも広く使っていただきたいと考えています。

面倒くさいことは『クラウドBOT®』におまかせ

清野:最後にQiita読者のエンジニアの方々にメッセージをお願いします。

村井 : エンジニアの方々が、ノーコードで簡単に作ったBOTのAPIを活用できる場面は豊富にあると思います。私たちも想像していなかった使い方があると思っています。ぜひ一度、触っていただいて、何ができるかということを体験していただきたいです。

清野:私自身がエンジニアなので思うことなのですが、エンジニアには、ノーコードの環境に触るのを遠慮するような、プライドのようなものがあると思います。「自分で書けるし」みたいな感覚です。

一同:(うなずく)

清野:ただ、実際に『クラウドBOT®』を触ってみると、コードではないからこそ、できることがあると思いました。本質はAPI化していくところにあって、ノーコードというより、コードで書けないものをコード化できるところに大きな価値があるように感じました。

村井 : コードを書くなら、クリエイティブなことを書きたいですよね。操作手順をその通りに書いていくのは、コーディングとしては、あまり楽しくありません。そこはノーコードにまかせて、自分で考えたロジックや、新しいモデルといったものをコーディングで組み込んでいくのが楽しいと思いますし、ある意味、正しいのかなと思っています。

清野:おっしゃるように「データを取ってくる」といった面倒くさいところは、『クラウドBOT®』にまかせて、創造的な開発にフォーカスできるのが魅力ですね。

三林 : 開発を担当していますが、エンジニアとして「ノーコードって、どうなんだ?」といった感覚は確かに以前の私にもありました。今は作っていて、触って面白い仕組みだと思っています。

『クラウドBOT®』では、何でもできる状態にしてあります。これから、一般の人でも使いやすくて、“エンジニアにもワクワクしてもらえるような面白い仕組み”として作っていきたいと考えています。

ノーコードではありますが、ローコードとしての機能もあります。今日は紹介しきれませんでしたが、例えばHTMLの構造を解析しながらでないと自動化できないような部分は、JavaScriptでガリガリ書くこともできる仕組みも手段として用意してあります。

エンジニアの方は、そういう機能があることがわかると、多分ちょっとワクワクしていただけるのではないかと思っています。ぜひ、『クラウドBOT®』を動かしてみていただいて、面白い使い方を私たちにも教えてほしいです。

クラウドBOT®について詳しくみる

編集後記

『クラウドBOT®』なら、ITスキルがそれほど高くない組織でも、例えばECサイトの運営などの定型業務を自動化することができます。実際にデモやテストを拝見して、「ノーコード」の威力を感じることができました。

また、「ノープラグイン」のため、スマホやタブレットからも手軽に実行できる汎用性の高さも魅力的です。村井氏が余談として「スマホから実行した方が描画する画面が小さいので速いこともある」と話されていたのが印象的でした。

先日リリースされた「Cloud BOT Agent」を用いる事で社内設置型のWebシステムや周辺機器に対しても自動操作を行えるとの事で、活用の幅が広がりそうでした。

『クラウドBOT®』には無料プランが用意されており、気軽に利用することができます。エンジニアの方も、そうでない方もRPAに興味があるなら、ぜひ、この強力な機動力を体感してみてください。

取材/文:神田 富士晴
撮影:長谷川 朗

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