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法人用インターネット接続サービス『NUROアクセス』が「速さ」と「安さ」を両立!次世代ビジネスに最適な理由とは?

ソニービズネットワークス株式会社(以下、ソニービズネットワークス)が展開している法人向けICTソリューション『NURO Biz』。
その中のインターネット接続サービス『NUROアクセス スタンダード』は低価格ながら、「下り最大2Gbps」「上り下り最低10Mbps以上の帯域を確保した帯域確保型回線」であり、新しい生活様式(ニューノーマル)にも対応した、クラウド時代に最適な接続サービスとして注目を集め続けています。

今回は、「安くて速い」を高いレベルで両立させる『NUROアクセス』をはじめとして、クラウドサービスやAI製品を取り入れ、現代のビジネスを多方面からサポートする『NURO Biz』の魅力、さらには業界のトップランナーとして目指すことについて、ソニービズネットワークスの渡邉大樹氏に伺いました。

プロフィール

渡邉 大樹 (わたなべ だいき)
ソニービズネットワークス株式会社
西日本営業本部 本部長代理
株式会社USEN-NEXT HOLDINGにてフィールドセールスを経験後、ソニービズネットワークスの立ち上げメンバーとして2012年10月に入社。2017年11月には大阪営業所の立ち上げを担当し、事業の拡大に努める。現在は西日本営業本部のマネジメントを担いながら、マーケティング部門、インサイドセールス部門との連携強化に向けた営業組織の戦略策定に従事している。

法人向けインターネット接続サービス『NUROアクセス』のウリとは?

――はじめに『NUROアクセス』が、どんなサービスかを教えてください。

渡邉:端的にいうと、「法人向けのインターネット接続サービス」です。光回線サービスとして、最大通信速度下り最大2Gbps、上り最大1Gbpsを実現しています。大きくわけて、エントリー、スタンダード、プレミアム、NEXT 10Gの4つのプランがあり、エントリー以外のプランは固定IPが1つ標準でついていることも特長です。

もっとも選ばれているのは「スタンダードプラン」で、ベストエフォート型ではなく、上り下り10Mbps以上の帯域が確保され、さらに下限値も保証された「帯域確保型回線」であることがアピールポイントになっています。

――『NUROアクセス』は法人にとってたいへん魅力的だと思います。では、『NURO 光』といった個人向けと法人向けの回線の違いを教えてください。

渡邉:回線速度は両者とも「下り最大2Gbps / 上り最大1Gbps」なのですが、法人向けの回線には個人向けの回線にはない帯域確保やSLA(Service Level Agreement)があり、サポート体制もより充実しています。つまり、個人向けの回線以上に”安定した稼働”を保証しています。

また、ONU(回線終端装置)にも違いがあります。個人向け回線の『NURO 光』の場合はONUにルーター機能が付与されており、ブリッジモードにできないようになっています。しかし、法人向けの『NUROアクセス』ではONUがブリッジモードになっているので、ご提供するルーターのスペックに左右されることなく、回線速度を最大限に活用いただけるメリットがあります。

――やはり、法人回線の方が、遅くなったら困る、落ちて困るといった場面を作らないよう準備がされているのですね。

渡邉:そこは万全を尽くしています。インターネット回線の世界では、実は「下限値の速度を担保する」ということに最もコストがかかります。コンシューマー向けだと、「最大何Gbps」等の広告が展開されていますが、そういったことよりも下限値をしっかり確保することが、ビジネスの世界では特に重要だと考えられています。

例えば、事務所でインターネットを利用していると、通信速度は速いことが当たり前で、利用者の皆さんは何も気にしていないと思います。しかし、速度が低下して1Mbpsを下回ったりすると、おそらく利用者は速度の低下に気づきますし、仕事にも影響が出てきます。

そういう意味でいうと、上り下り最低10Mbps以上の帯域確保ができるのは、『NUROアクセス 』の一番のウリだと思っています。

タンダードプランは10Mbps確保、プレミアムプランは30Mbps以上の保証

――法人が『NUROアクセス』を利用するには、どんなプロセスが必要ですか?

渡邉:まずお申し込みいただいて、その後に下見・工事…というのが基本的な流れです。関東では平時で1~2ヶ月、それ以外のエリアに関しては、3~4ヶ月を標準納期とさせていただいています。ただ現在は、社会情勢もあって『NUROアクセス』へのお問い合わせを多くいただいており、申し訳ないのですが標準納期より時間がかかってしまうケースもあります。
最新の状況を確認するためにも、まずは弊社担当者にお問い合わせいただければと思います。

――『NUROアクセス』の他の強み、アピールポイントも教えていただけますか?

渡邉:面白いところは、スタンダード、プレミアムプランではONU(回線終端装置)までは下り最大2Gbpsで提供し、ONUにて最大1Gbpsの2ポートに分岐しています。この2ポートは物理的にも論理的(IPサブネット)にも分かれているため、「1契約で、使える回線が2本ある」と言えます。

実際、『NUROアクセス』を導入いただいたお客様のケースで多いのは、固定IPアドレスが付与される「LAN1」は業務用として執務スペースで使用し、「LAN2」の方はゲスト用Wi-Fi等として開放するようなケースです。

――障害に強いことが『NUROアクセス』の採用理由になったという事例を拝見しました。耐障害性についてはいかがですか?

渡邉:もちろん、障害についても十分に対策するとともに、お客様サポートにも力を入れています。スタンダードプラン以上では24時間365日対応のオンサイト保守サポートを用意していて、また1社に対して営業担当1人がつくことで、キメ細かいアフターフォローを実現できる体制を整えています。

――『NUROアクセス』は非常に「ローコスト」なことでも話題です。法人向けの高スペックな回線を、これだけ安く提供できる理由を教えてください。

渡邉:2013年4月に法人向けのICTソリューション『NURO Biz』サービスがはじまり、同時に『NUROアクセス』の提供もスタートしました。当初から他社サービスをベンチマークしていたことが、「高品質でローコスト」を実現できた要因だと考えています。最近では、ベストエフォートとギャランティを組み合わせたハイブリッド型のサービスを多く見ますが、『NUROアクセス』はそれらのハイブリッド型のサービスと比較しても、非常にリーズナブルではないでしょうか。

さらに、スペックに関しても、「NUROアクセス スタンダード」については上り下り最低10Mbps以上の帯域確保を行うとともに、速度の平均値を計測し、結果を公表することで、自信をもって回線の品質をお伝えしています。

――速度を公表されている事例は少ないと思います。利用者からすると導入前に「わかる」ことは安心に繋がりますね。

渡邉:実際に、法人のお客様が回線を切り替えることはかなり勇気がいることです。「価格が安くなっても、本当に大丈夫か?速度は出るのか?」と不安に思われるケースも多くあります。そのようなときに平均速度を公開していたり、下限値の保証があったりするのは「かなり参考になる」と、実際にご導入いただいたお客様からも伺っています。
検討時に、定量的なデータに基づいて上申できることも、喜んでいただけているポイントのひとつだと評価しています。

『NUROアクセス』が幅広い業界、企業に導入されている理由

――Webサイトを拝見すると、大学、公共機関、企業と、かなり幅広い業種で採用されています。実際にどのような業界や企業で導入されることが多いのでしょうか?

渡邉:官公庁から大学、企業も、規模でいうとSOHOからエンタープライズまで、幅広くご利用いただいています。あえていうなら、情報通信業が割合としては多く、従業員数では100~300名規模の企業様で導入いただくことが多いです。また、業種や規模によらず、動画コンテンツなどの制作や編集をしているような、データ通信量が多い企業様にご利用いただいています。

――やはり、回線速度に課題を感じている情報通信企業が中心ということですか?

渡邉:基本的にはそうですが、今やすべての業種で、どうしても「インターネット」は必要です。例えば不動産業や自動車販売業では、物件や自動車の写真だけではなく、Webサイトで動画を公開して情報発信をする機会が増えています。今後、どのような業界であっても動画で情報を発信することが主流になっていくので、幅広い業種で回線速度だけでなく、品質も求められる時代になっていくでしょう。

――たしかに。『NUROアクセス』の導入の中心は、やはりリプレイスでしょうか?

渡邉:そうですね。「回線の速度が遅くて困っている」という理由で、当社にご相談をいただくことが一番多いです。
COVID-19の影響でテレワークが増え、Web会議も一般的になりました。しかし回線速度が安定していないと会議が中断してしまいます。Web会議が普及したこと、また安全かつ快適に社内システムを利用するためのインフラ整備という面で、通信回線の重要度が企業の中で一気に高まりつつあるようです。

インターネットのトラフィック量は年々増え続けています。総務省のWebサイトで『情報通信白書』によると、令和元年版では、2018年のデータ量に対して2021年はほぼ2倍になると予測されていました。

出典:世界のトラフィックの推移及び予測(令和元年版『情報通信白書』より)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd112110.html

渡邉:その予測がされた次の版では、2019年には爆発的に増大したことが報告されています(令和2年版「情報通信白書」)。

出典:ブロードバンド契約者の総トラフィック(令和2年版『情報通信白書』より)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd131110.html
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/pdf/n3100000.pdf

渡邉:新型コロナ禍の時代にあって、多くの人々が業務を「インターネット上で」行うことになり、今後さらにトラフィックが拡大していくことが想定されます。企業も、公共・教育機関もネット回線の速度や品質を再検討し、さらなる高速化や安定化を求める流れになっているのかもしれません。
そんなトラフィックが激増するテレワーク時代でも、『NUROアクセス』なら安定して確実に接続できることは大きなメリットとだと確信しています。

――『NUROアクセス』の導入事例に、ホテルのWi-Fiサービスの強化に取り組まれたことが記されていました。今後は、こういった取り組みも増やしていくのでしょうか?

渡邉:ホテルや、貸会議室といったお客様も最近増えています。出張でホテルに行ったり、会議室に入ったりした時にWi-Fi速度が遅いことは、お客様満足度の低下に繋がってしまいます。ホテルや会議室に限らず、カフェや学校など、公共の場で使えるインターネットへの注目度は上がっていくと考えています。

幅広いICTソリューションをワンストップで提供し、ビジネスをサポート

――『NUROアクセス』以外にも、幅広くICTソリューションを提供されていると伺いました。閉域網をはじめとする他のサービスについても教えてください。

渡邉:「NUROリンク 閉域網(P2MP)」「NUROリンク 閉域網(P2P)」といったサービスを関東、東海、関西で提供しています。これは上り下り最大1Gbpsの広帯域で高セキュアに拠点間を接続するレイヤ2ネットワークのサービスです。

東名阪以外のエリアとも接続したいというご要望には、『NUROリンク 閉域網 Smart閉域アクセス』が利用できます。さらに『マネージド閉域ルーター』を加えていただくと、管理ポータルサイトでルーターの状態等を全て一元管理することができるようになります。

――テレワーク中の「情報漏洩」も課題になりがちですが、閉域網でリスクをかなり減らすことができそうですね。

渡邉:はい。加えて、『NUROクラウド』で、クラウド型IT資産管理サービス『MaLionCloud』やクラウドモバイルデバイス管理サービス(MDM)『BizMobile Go!』なども組み合わせていただくと、さらにセキュリティを担保してご利用いただくことが可能です。

どの企業でも管理するサービスや機器などが増えいくと考えられることから、クラウド型ID管理・シングルサインオンサービスの『OneLogin』などのニーズが増していくことを予想しています。

――様々なクラウドサービスを闇雲に利用して、IDやパスワードが管理されておらず危険な状態になっていたり、結果的にトータルコストが高くなっていたりする事例は多いと聞きます。

渡邉:おっしゃるとおりです。そういった諸問題に対して、現在の使用状況をヒアリングさせていただいて、トータルで最適な提案をするのが私たちの仕事だと考えています。

――多様なICTソリューションが一元化されると、企業としても便利で心強いですね。

渡邉:数人でも大変な「情報システム部」の業務ですが、近年は知識のある専任者がひとりもいない、という企業も増えています。そう考えると、「信頼できる業者にアウトソーシングする」ことは、企業がパワーアップする近道になるのではないかと思います。

――他にも「AIサービス」を展開されていますが、クラウド、AIと領域を広げられている狙いも、その流れにあるのでしょうか?

渡邉:予測分析ソリューション『Prediction One Biz』は、数クリックで高度な予測分析を自動的に実行できるサービスです。こちらは開始間もないですが、私たちもびっくりするほど多く、お問い合わせをいただいています。

このようにサービス領域を広げていく背景には、当社の企業理念「通信でビジネスをワクワクさせる」という思いがあります。お客様のビジネスをより良くするために、弊社が出来ることを考えた結果が、様々なサービスの拡充に繋がっているわけです。

――多様なICTソリューションサービスがあることで、ITに強くなかったり、リソースが少なかったりする企業でも導入を積極的に考えられますね。

渡邉:お客様の入り口として、クラウド導入の検討から入るケースもあります。「Microsoft 365」の導入を検討されている方に、安定した環境で活用したいなら、まずはインターネット接続が重要なのではないか、とお話したこともあります。やはり前提として、せっかく導入したサービスを使えなければ意味がありません。高速で安定したインターネット回線があって、その後クラウド活用をするという順番になります。

お客様の入り口に合わせて、インターネット回線から、クラウド、AIといった複合的なサポートができるのが私たちの強みです。より多面的なサポートは、お客様の安心感や信頼にも繋がります。今後さらにお客様の期待にお応えしていくために、スピード感を持ったサービス展開を想定しています。

――多面的な展開のひとつとして「エヴァンゲリオン」とコラボレーションされるそうですが、これは、どのような内容なのでしょうか?

渡邉:今回のコラボレーションは「エヴァンゲリオン」の主要キャラクターではなく、パイロットを支える裏方キャラクターにフォーカスを当てています。

『NUROアクセス』は裏方としてサービスをご提供、パイロットであるお客様は通信回線を使用することでビジネスを展開していただいているので、ぴったりなコラボレーションだと思います。まさにシンクロですよね(笑)

「一番前を走る」想いでユーザーとともに未来へ進みたい

――今後企業として、どんな進化を想定していますか? 『NUROアクセス』の今後の展望を教えてください。

渡邉:常により良いものを追い求めるのがソニーグループの精神です。『NUROアクセス』でお客様にさらに満足していただけるように、サポート体制等も含めてあらゆるものを改善して向上させていきたいです。

――競合サービスも数多く存在しているなかで、どういうポジショニングで、どういったところを伸ばしていきたいと考えておられるのでしょうか?

渡邉:私たちが業界で一番前を走っている意識を持っています。ソニーグループのポリシーでもありますが、基本的に他社が来たらうちも行くというところで、ずっと「トップを走り続ける」気持ちを維持していきたいと思っています。

――最後に読者の方にメッセージをお願いします。

渡邉:ソニービズネットワークスは、『NUROアクセス』をはじめ、『マネージドクラウド with AWS』、勤怠管理システム『AKASHI』など、多種多様なサービス・機能を駆使して、お客様のビジネスをさまざまな側面からサポートすることができます。まず、インターネット、ネットワーク等で何かお困り事があれば、お気軽にご相談いただければと思います。

『NUROアクセス』を検討する

編集後記

渡邉氏の話から、「速い」「安い」「便利」の三拍子を実現した『NUROアクセス』の利用者が増加している理由の一端が伝わってきました。

新型コロナウイルス禍の影響によって、テレビ会議をはじめとしたクラウドサービスを利用する機会も増えている企業が多いはずです。高速インターネット接続やクラウドサービスが低コストで一元管理できることは、公共・教育機関、企業にとって大いに魅力的ではないかと思います。

「通信でビジネスをワクワクさせる。」という理念のもと、企業の「裏方」としてビジネスをサポートする『NURO Biz』の姿勢に共感された方も多いのではないかと思います。インターネット回線の導入やリプレイスの選択肢として『NUROアクセス』は外せない存在であると感じました。

取材/文:神田 富士晴
撮影:長谷川 朗

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