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マウスでQOL向上⁉︎ suinさんがロジクールの最新マウスを検証してみた

2019年9月27日にロジクール社は新作のマウス『MX MASTER 3』を発売した。2年ぶりに発売される最先端の機能を凝縮させたハイエンドマウス。発売前からメディアを中心に多くの注目を集めた。

ただし、ラップトップを使用するエンジニアは、マウスではなく、トラックパッドで作業をする方もいるはず。トラックパッドに慣れてしまっている人ほど、マウスを使用するのに腰が重くなりがちだろう。

ただし、先入観だけでマウスの価値を決めつけてはならない。
今回、Qiitaの記事も常に人気の高いエンジニアsuin(@suin)さんに新作マウス『MX MASTER 3』を徹底レビューしてほしいというオファーを投げかけてみた。

日頃はCTOの支援を含めた開発環境全体の生産性向上を提案しているsuinさん。ソフトだけではなく、ハードの開発環境にも相当なこだわりを持っている様子が伺える。

約2週間、最新マウスと共に過ごしたことで、suinさんは何を感じ、何を思ったのか。そして、CTOとして開発環境の改善に取り組むsuinさんが考える「エンジニアとモノの関係」に迫る。

ロジクール新作マウス『MX MASTER 3』、suinさん的3つのオススメポイント
トラックパッドとマウス、どちらが疲れにくい?
「MX Master 3」をオススメしたいエンジニアとは
エンジニアとモノの関係

suinさん
株式会社クラフトマンソフトウェア 取締役 CTO
現在はCTOレンタルサービスにて企業の開発方針策定から採用支援、受託開発を手がけている。2019年10月現在、Qiitaのユーザーランキング数で3位を獲得している。

ロジクール新作マウス『MX MASTER 3』、suinさん的3つのオススメポイント

──suinさんは、もともとマウスの使用はされてたのでしょうか?

suin:最近使っていたのはマウスではなく、ロジクールのトラックボール(MX Ergo)でした。でも、自分がロジクールの新作マウスのレビューをするとは内心驚きましたね。

それまでは、MacBookのトラックパッドを使ったり、Appleのマジックマウスやマジックトラックパッドを使ったり。長時間作業する日が続いたときに、なんだか疲れると感じる時があって。そこで、同僚にオススメのガジェットを聞いたら「ロジクールしかないでしょ」って(笑)。

当時は、ロジクールのマウス(MX Master 2S)かトラックボール(MX Ergo)で悩んだ結果、トラックボールにしました。理由は、トラックボールなら据え置きなので、どこに置いたか分からなくなることはないと思ったからです。

──今回、ロジクール社の最新マウス『MX MASTER 3』を使用してみて、率直にいかがでしたか?

suin:マウスだと場所が分からなくなるかも…という不安は、慣れてしまえば全く問題はなかったですね。また、今まで使っていたマウスと比較しても、すぐに身体に馴染む感覚がありました。使いづらさはなかったです。

──早速の高評価ですね。では、『MX MASTER 3』のオススメポイントを3つ挙げるとしたらどこでしょう?

suin:沢山あるのですが、特に推したいポイントは以下の3点ですね。

【1】快適なホイール部分
【2】便利なジェスチャーボタン
【3】Type-Cで充電が可能

「まず、ホイール部分が素晴らしいんですよ! 」と語るsuinさん

ステンレス鋼と電磁石が使われていてるので、ホイールを勢いよく回すと、慣性が効く限りスクロールが持続するんです。ページの長いWEBサイトやドキュメントを見ている時に便利で。

特に、Slackの過去のログを見てから、一番最新のログに戻りたいときがとても楽。しかも、一気に戻るから純粋に気持ちよくてクセになりますよ。

ホイールを高速スクロールすると、自動的にラチェットモードからフリースピンモードにシフトしてくれるのも便利です。

【注釈】『MX MASTER 2S』まではホイール部分がアルミ素材で歯車構造だった。『MX MASTER 3』からステンレス鋼で電磁石構造に変更。電磁石に切り替えたことで、アルミ素材だと正確にフリースピンが止まらないため、あえて重厚感を持たせるためにステンレス鋼の素材を採用した。ステンレス鋼の重さと慣性の力が合わさることで、フリースピンの速度も上昇。

──電磁石だからか、スクロールするときの音もかなり静かですね。

suin:たしかに、以前はホイール部分が歯車構造だったので、歯車がかみ合っているカチカチした音が鳴っていましたけど、今回は全然音がしないですね。仕事中にマウスの音が気になるという心配もなくなりそうです(笑)。

さらに、横スクロール用のホイールも付いています。

「横スクロール用のホイールはエンジニア的にかなりアリです」

通常のマウスだと縦スクロールしかできませんが、『MX MASTER 3』は横部分に横スクロール用のホイールがついている。例えば、Trelloでカンバン方式を採用している時やExcelで表が横長のときなど、横スクロールできるのはかなり便利です。もともとマウスでできない動きが、サイドスクロールで操作できるのはありがたいなと感じています。

──それでいうと、2つ目のオススメポイントである「ジェスチャーボタン」。これは、もともとマウスではできなかったトラックパッドの動作が、『MX MASTER 3』でも可能になったということですか?

suin:そうなんです。これはMacBookユーザーにとって、とても有り難い。しかも、デフォルトでジェスチャーやショートカット機能が割り当てられているため、すぐに機能に気づける親切設定です。

トラックパッドからマウスに行くのを渋る一番の理由が、マウスでのジェスチャーのしづらさだと思うんですけど、『MX MASTER 3』はそれが解決されていて。トラックパッドと同じ指先のジェスチャーがマウスでも可能になっています。

しかも、ジェスチャーボタンのカスタマイズで自分が使いやすいようにアレンジできるのもオススメですね。

──suinさんも自分流にアレンジしたんですか?

suin:はい。デフォルトでは、親指操作のエリアにジェスチャーが割り当てられていましたが、僕は親指でのジェスチャーに慣れていなかったので、ミドルボタンにジェスチャーを割り当てました。

ミドルボタンを押しながら上にスライドするとミッションコントロール、下にスライドするとランチパッド、左にスライドするとエクスポート、右にスライドするとデスクトップを出すという風に。

これがsuinさんの設定だ…!

また、Chromeはタブ移動にForwardとBackがあたっていますが、ヒストリーの進むと戻るに置き換えました。こうしておくと、ページ遷移がマウスだけで完結するのでブラウジングがはかどります。
どのボタンに何を割り当てるか細かく設定できるので、自分流のハードウェアに育てていけるマウスだと感じますね。

──割り当ての設定も簡単なんですか?

suin:Logicool Options』をダウンロードすることで簡単に設定できます。

【注釈】PCとマウスをUnifyingレシーバーまたはBluetoothで接続すると、基本のプリセットは設定されている。デフォルトのアプリケーションにも設定が割り当てられている。そのまま使用することも可能だが、自分流にカスタマイズしたい人は『Logicool Options』を使用してみるとよい。

──どんどんロジクールの魅力が伝わってきていますが、3つの目のオススメポイントに「Type-Cで充電が可能」と。

suin:これは地味に感じるかもしれませんが、Macユーザーとしてはかなり有り難いポイントですね。基本的にはType-Cのケーブルは持っているので、気軽に充電が可能になりました。

【注釈】MX Master 3はフル充電後最長70日使用可能。1分の充電で3時間使用することができる急速充電に対応。

そもそも充電をほとんどしなくて良いというのもポイントの一つですね。たまに少し充電するくらいで、今のところ一度も切れたことがないです。

トラックパッドとマウス、どちらが疲れにくい?

──すっかりMX Master 3がsuinさんの仕事環境の中で重要な存在になったことが分かりました(笑)。実際トラックパッドと比較してみてマウスの方が楽だと感じますか?

suin:長時間作業していて疲れにくいと感じますね。トラックパッドを使っていると疲れを感じることがあったんです。でも、MX Master 3を使って疲れを感じることはなかったので。

【注釈】従来のマウスやトラックパッドの操作では、肩が前に突き出したり、背中が丸まったり、手首が反る姿勢になり、肩こりや腱鞘炎などを引き起こす原因があった。しかし、MX Master 3は手のひらの角度にこだわり、筋肉の負担を軽減している。

特に指の疲れにくさを感じましたね。トラックパッドでジェスチャーをするときは、2本指で開いたり閉じたりの動作が多かったため、指への負担を感じてましたけど、MX Master 3は指をそこまで動かさなくても良い。

この前、たまたま外出時にマウスを忘れてしまって、トラックパッドを使ったんですけど、指の疲れを感じて…指2本で動かす動作って、実は大変だったんだと、MX Master 3を使って気づきました。

──『MX MASTER 2S』と比較しても、指を置く位置には相当こだわっているみたいですよ。

suin:絶妙な位置にあるんですよね。マウスに手を置いた状態のまま、指先だけ動かせば操作ができるボタンレイアウトになっていて。

【注釈】ロジクールのマウスは、毎回職人が何パターンもの型を掘って形を作り出している。手にフィットする形に加え、MX Master 3はボタンの位置にもこだわった。親指側のボタンはサムホイールのサイズを少し大きく、バック/フォワードボタンを真下に移動。バック/フォワードボタンとサムホイールが並列の位置に置かれている。力を入れるべき場所に力が加わるような構造になった。

『MX MASTER 2S』は、バック/フォワードボタンの位置が垂直の位置に置かれていたけど、MX Master 3は並列の位置に置かれるようになったので、指の動きの導線上にボタンの位置がついている。これは神改善だと思いましたね。

──ここぞとばかりに高評価が連発していますが(笑)、逆にここは改善してほしいと思う点はありましたか?

suin:そうですね…ジェスチャーボタンの割り当て設定を、自分で書いたテキストファイルで設定できるといいなと思いました。今は『Logicool Options』の画面からでないと設定ができないので。

プログラマやエンジニアはテキストファイルで管理したいという人、結構多いと思うんです。
テキストファイルで設定できれば、移行も楽ですし、GitHubやQiitaなどに「俺が考えた最強のマウス設定」みたいな感じで投稿できますしね(笑)。

suinさんの提案が実現する日をお楽しみに!

「MX Master 3」をオススメしたいエンジニアとは

──Qiitaを代表するsuinさんから見て、『MX Master 3』はどのような仕事をされているエンジニアの方にオススメしたいと思いましたか?

suin:まず、疲れにくいので長時間作業するエンジニアにオススメです。そうですね….特にオススメしたいのは、コーディングをするエンジニア、あとはテストをするエンジニアですね。
コーディングをするエンジニアは、WEBサイトで調べながらコード実装の作業をすることが多いですよね。WEBサイトを見るときってどうしてもクリックやスクロールする動作が多いので、マウスがあると効率的に作業ができると思います。

【注釈】『MX Master 3』はスクロールが楽なので、調べ物をするときにも最適!

そして、WEBアプリやデスクトップアプリのリリース前にテストを行うエンジニアは、相当ヘビーにマウスを使うはずです。検証にはUIを操作する必要があるので、マウスがあると作業効率が上がりますし、同じような動作を繰り返すので疲れにくさの助けになると思うんです。
何より、『MX Master 3』がテストでオススメな理由は、マウスでスクリーンショットの撮影が可能だということ。

──そんな便利な機能が設定できるんですね。

suin:ボタンの設定でスクリーンショット機能を割り当てることができますので。テストをしながらエビデンスを残す作業があるので、マウスでテストをしながらスクリーンショットもできるので効率的に作業が行えて、生産性が爆上げになりますよ(笑)。

スクリーンショット撮影アプリSkitchのショートカットを割り当てる設定。キーボードを打つ必要すらない。圧倒的な生産性向上をマウス一つで

エンジニアとモノの関係

──suinさんはCTOとして開発環境支援のお仕事もされていますが、マウスを使うことで生産性も上がってくると感じますか?

suin:感じますね。特にロジクールの製品はエンジニアの生産性向上においてかなり必要な存在だと思っています。
この企画のお話を頂く前にロジクールのトラックボールを使っていて、僕自身が生産性向上を感じていました。とても使いやすくて便利な製品を作っているメーカーさんだと思ってます。

僕の会社だったら全員に支給したい。

──それくらい良いレベルの製品だということですね。

suin:ハードウェアをケチって生産性を落とすくらいなら、コストをかけてでもちゃんとした開発環境を整えた方がリターンが確実に大きいと思っていて。
『MX Master 3』でいえば、13,500円(※1)で手に入る。この値段で最高のマウスが手に入るなら、それを使わない理由はないんじゃないかなと。
※1 税抜きメーカー希望小売価格

自身のリアル開発環境哲学を語るsuinさん

僕のポリシーとして、「道具はできるだけ一流のものを使う」というのがあります。なぜこのポリシーを掲げているかというと、2つ理由があって。

【1】「足りない」を言い訳にしないよう
【2】プロであること、職人であること

まず、【1】ですが、、PCや開発環境のスペックが足りなくて作業ができないという言い訳は嫌だと思っています。最高のスペックで仕事をすることで、言い訳できない環境を作り出しているんです。

次に、【2】に関しては、一流のエンジニアになるために一流のモノを使うと良いと思っています。一流のモノを使うことでプロフェッショナル、職人としての自覚が高まってくるからです。

──モノを揃えずに生産性が上がらない、優秀な人材が獲得できないと嘆いている開発環境は、まず一流のモノを揃えた方が良いということですね。

suin:環境を変えることは多かれ少なかれストレスになるとは思います。特にトラックパッドに慣れ過ぎて、マウスへの移行に不安を感じる人もいるでしょう。慣れているモノから、使い勝手が良いか分からないモノに変えるのは、僕自身も不安でした。

でも、今までトラックパッドで出来ていたことが全てできるようになって、マウスへ乗り換える恐怖心を払拭できる代物が、『MX Master 3』だと思うんです。

もちろん、自分に合っているモノ、慣れているモノを選べる仕組みが一番必要だと思います。みんながみんな満足することはないので。ただ、『MX Master 3』はマウスの中でもストレスを感じません。
導入する敷居は低いと思うので、マウスで悩まれている人は試しに使ってみてほしいです。

──ありがとうございました。

ライターより

普段から仕事環境には相当なこだわりを持っているsuinさん。これまでも様々なツールを活用してきただけあり、とても細かく的確なレビューをして頂いた。形や使いやすさや性能は、前作以上のこだわりを持って開発が進められていた。
そのこだわりを見抜くsuinさんに、取材に同席していたロジクールの担当者も感銘を受けるほど。私自身、「マウス一つで本当に生産性が上がるの…?」と取材前は考えていたのだが、持たずして決めつけることは良くないなと反省するとともに気づきのある取材だった。
「一流のモノを使うことでプロフェッショナルの自覚が高まる」この言葉を深く心に刻み込んで、悩む前にまずは買ってみることを意識しようと思う。そして、常に肩こり首こりに悩まされているからこそ、第一歩を踏み出す時には、ロジクールマウスの存在を思い出すだろう。
余談だが、あまりにも『MX Master 3』に興味が出たので発売日である2019年9月27日に家電量販店のLogicoolコーナー覗いてみた。すると、2色共に「完売」の文字が売り場で踊っていた。立ちすくむと共に、世界最高峰のマウスへ更に興味が湧いた瞬間だった。

ロジクール「MX Master 3」ワイヤレスマウスを詳しく見る

文:阿部裕華
取材:川野優希
撮影:赤松洋太

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