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「作りたい人」を集めてエンジニアを育てるチームラボエンジニアリングの教育体制とは

チームラボエンジニアリング
チームラボエンジニアリングは、チームラボのグループ会社としてエンジニアを採用し教育する役割を担っています。
幅広い人材を受け入れ、実際のプロジェクトの中で手を動かしながら、同時に教育&メンタリングでエンジニアを育てているのです。

今回は、チームラボエンジニアリングに入社してから1年未満の新人エンジニアである安慶名洸平さんと石塚祐輔さんのお二人と、チームラボエンジニアリング教育専任メンバーである長門洋高さんに、これまでのご経験や同社のエンジニア育成について伺いました。
皆さんに共通するのは、「人々に使ってもらえる『もの』を作りたい」という熱い思いでした。

全員「ものを作りたくて」チームラボへ
教育&業務を並行してエンジニアを育てる
多くを読み、多くを書く
全分野を触れるようにし、得意分野を掘り下げる
ものを作る業界に来る「覚悟」

プロフィール

安慶名洸平
チームラボ Package team、Engineer
2017年8月にチームラボエンジニアリングに入社。主にJava言語を用いての受託開発案件を担当

 

石塚祐輔
チームラボ Package team、Engineer
2017年11月にチームラボエンジニアリングに入社。ウェディングサイトの運用や追加開発等を担当

 

長門洋高
チームラボ Package team Leader、Engineer
チームラボエンジニアリング 教育責任者
チームラボでWeb開発のアーキテクチャ全般を担当。チームラボエンジニアリングでは教育専任としてメンバーのスキルアップをサポート

全員「ものを作りたくて」チームラボへ

──まず教育専任メンバーである長門さんにお聞きします。チームラボエンジニアリングについて教えてください。

長門:チームラボのソリューション分野の開発案件数や売上が年々右肩上がりに伸びていることによるエンジニアの増員を目指しています。また、チームラボでもエンジニアの積極採用をしていますが、エンジニアの採用のハードルが高かったんです。今まではプロジェクトの中で勝手に成長できるような人しか採ってこなかった。

より幅広い層のエンジニアの方々を新卒や中途で採用して、教育して一人前になれるようにする。そういうグループ会社としてチームラボエンジニアリングを設立しました。

──長門さんご自身の転職のきっかけは?

長門:2006年にチームラボに入社しました。前職では、いわゆる基幹系の開発や保守を手がけていました。チームラボは技術的に尖っているところが魅力でした。それに一般の人に触ってもらえるモノを作りたかった。

チームラボエンジニアリング・長門さん

チームラボエンジニアリングで日々メンバーのスキルアップをサポートしている長門さん。

──新人のお二人にお聞きします。まず安慶名さん、入社の動機は?

安慶名:2017年8月にチームラボエンジニアリングに入社後、電子書籍を扱ったECサイトの開発案件にアサインされ、そこでJavaの開発を半年ほど経験した頃に、実装力の伸びが評価されチームラボに転籍になりました。前職には新卒で入社して、セキュリティ関連の仕事を1年半ほどしていました。そこでは「もの」を作る機会がなく、やはり開発できる会社に入りたいと思っていました。転職する際、「違う文化の会社に行くんだな」という覚悟はありました。

長門:彼は最初からある程度PHPを書けたんです。チームラボエンジニアリングでは、教育のため全員で共通の課題を進めていくのですが、彼は、すごい勢いで周りを追い抜いて、PHPの課題をあっという間に終えたんです。Javaでも6カ月分の課題を1カ月で終わらせました。

安慶名:PHPは専門学校で触っていましたが、それ以外にもFlashとか、自分で興味がある分野のプログラミングをやっていました。

前職で「もの」を作る機会がなく、開発に携わりたかったという安慶名さん。チームラボエンジニアリング入社後半年でチームラボに転籍。

──石塚さんは、入社してみていかがですか?

石塚:2017年11月にチームラボエンジニアリングに入社後、結婚式関連の情報を扱ったWebサイトの開発案件にアサインされ、そこでJavaによる開発だけでなく、インフラ関連の対応もすることでスキルの幅が広がり、2018年7月にチームラボに転籍になりました。転籍前後で仕事内容は変わっていないのであまり実感がありませんが(笑)。

前職は中規模のSIerで、客先常駐のエンジニアをしていました。ものすごく大きなシステムの保守をやっていたのですが、とにかく暇でした。環境はJ2EE1.4(2003年に登場したエンタープライズJava仕様)という古い環境で、Excelで書類を作ってばかり。もっと開発をやりたいと思い、チームラボエンジニアリングに入社しました。

──入社してギャップは感じましたか?

石塚:1日のタスク量は多くなりました。以前は、1カ月かけてリンク1個を追加するような仕事をしていましたから。

──前職で暇なときには、どんな過ごし方を?

石塚:勉強しようにも、職場のセキュリティが厳しくて、PCがインターネットにつながらないんです。スマホも持ち込めない。本を読んでJava 8の勉強をしてみても、PCに入っているのはJava 1.4だし。勉強できることも限られていました。これは長居はしない方がいいなと思いましたね(笑)。

──時間があるのに思うように勉強できないのは辛いですよね。チームラボエンジニアリングに入社してからは、いかがでした?

石塚:求められる知識の量が多く、水準も高い。前職では分業が進んでいて、インフラ周り、DB周りは自分では作業することがありませんでした。例えば打ち合わせの中でCDN(Content Delivery Network)の話が出てきても、最初は分かりませんでした。そんなときは、メモをして後で調べていましたが、幸い、面倒見がいいチューター(教育係)が付いてくれたので、いろいろ教わりました。そのうちに知識がついて自分で新しい試みができるようになりました。

「レガシーな環境で暇だった」前職で、もっと開発をやりたいと考えていたという石塚さん。2018年7月にチームラボに転籍。

教育&業務を並行してエンジニアを育てる

──長門さんにお聞きしますが、入社してきた新人の方の教育と、実際のプロジェクトでの仕事の割り振りはどのようにしているのですか。

長門:人によりますが、教育と実プロジェクトは並行してやります。場合によっては、集中的に2〜4週間、教育担当が付きっきりで勉強することもあります。それに加えて、弱いところがあれば、別に時間をとって勉強会や講習会などをやります。スキルの種類によっては、実プロジェクトのチームに参加して業務の中で経験を積んでもらわないといけないものもあります。片方だけでは足りない。

──教育を受ける側としては、その点についてどのように感じましたか?

安慶名:実際に開発プロジェクトに入ってみないと分からない部分も結構ありました。例えばディレクトリ構造などです。座学以外の部分で、学ばせていただいたと思っています。

入社するまでは、あまり意識しないでプログラミングしていた部分がありました。仕事を通して、いろいろな共通のルール、保守まで考えた長期的な考え方などが分かってきて、それを意識して開発するようになりました。

石塚:基本的には、チケット管理システムを使っていて、課題が「チケット」として切られて割り振られます。それを元に適宜、勉強していくという形になっています。印象的だったのは、コードレビューでちゃんと見てくれるところです。実際にソースのレベルで指摘を受けるので勉強になるなあと。作りの甘い部分はだいたい見破られます(笑)。

長門:まず開発してもらい(GitHubで)プルリクエストを出してもらう。実案件のレベルでレビューをしています。個人が作るものとしてはOKでも、チーム開発として見るとまずいね、という部分も指摘します。

取り組んでもらう分野は、サーバーサイド開発から入って、API、フロンドエンド、最終的にはAWS(Amazon Web Services)で動かしてみるところまでやります。フロントエンドからインフラまで、一通り使えるようになることを目指します。

石塚:前職よりずっとよく見てくれます。実務をやりながら教育もする体制が整っていると感じています。

──石塚さん、前職ではチケット管理システムやGitHubは使っていなかったのですね。

石塚:はい。前の職場はチケット管理もGitHubもありませんでした。今では、このようなツールを入れないと、もはや品質が保てないと感じています。

お二人とも、教育と実プロジェクトが並行する体制による学びの大きさやサポートの充実を強く実感しているという。

多くを読み、多くを書く

──長門さん、教育プログラムで求める水準は、どのようなものですか。

長門:個人のレベル感によります。プロジェクトに入った以上、パフォーマンスを出すことは求められます。一方、教育用の課題で到達してほしいレベル感は、主軸になるプログラミング言語を一つ選んでもらい、それが不自由なく「喋れる」水準を目指します。名前の付け方、プログラミング標準なども、量をこなしていくしかありません。

それで、コードをたくさん読んでたくさん書くことを目指しています。ほとんどのプロジェクトで、プルリクエストの相互レビューの文化があるので、プロジェクトの中で既存のコードを読み込むところから始める形ですね。マンツーマンで指導する場合には、使っているオープンソースのライブラリの中身をIDE(統合開発環境)を使って追いかけてみることもします。

長門さんによれば、教育のための課題では、主軸になるプログラミング言語を一つ選び、不自由なく「喋れる」水準を目指し、量をこなす。

──新人のお二人が仕事で使っているライブラリやフレームワークはどのようなものですか?

安慶名:今はほぼJavaで開発していて、使っているフレームワークはSpringです。必要なら中身を見ることもしています。

石塚:自分の場合は、一つのフレームワークを使うというよりも、大きなプロジェクトに参加しているのでインフラ周りで勉強することが多かったです。調べては問題を潰すことを結構繰り返しました。少し前に、AMP(Accelerated Mobile Pages)とPWA(Progressive Web Apps)の対応を組み合わせて、大幅な高速化を実現しましたが、これはチームラボでも前例がない技術で、面白い経験でした。

──新しい技術に取り組むと、面白いですよね。一緒に働く先輩にとっても挑戦な訳で、立場が近い。

石塚:そうなんです。自分でも学んで、先輩のメンバーとも話し合いながら、実際に作りながら学んでいく感じでした。

長門:サポートできるメンバーが付いているプロジェクトならではの経験ですね。

全分野を触れるようにし、得意分野を掘り下げる

──お話を聞いていると、インフラ、サーバーサイド、フロントエンドと一通り技術を学んでいますよね。フルスタックエンジニアを育てる方針なのでしょうか。

長門:フルスタックとは少し違います。全部できるようになることは無理だとしても、一通り触れるようになってほしい、という思いがあります。プロジェクトに入った後は、何か得意なものを見つけて掘り下げてほしいと思っています。例えば、もしマネジメントに興味が出てきたら、それを掘り下げてもらうのもいいんです。

安慶名:自分としては、今はサーバーサイドの実装が主ですが、フロントエンドもバックエンドもインフラもできるようになりたいと思っています。

石塚:今やっているプロジェクトだと、サーバーサイドとインフラ周りが多いです。フロントエンドもやってみたい気持ちがあります。

──チームラボエンジニアリング入社後に手がけた中で思い出に残っている仕事はありますか?

石塚:結婚式場情報を載せるWebサイトで、ある条件でパフォーマンスが落ちる現象がありました。その原因究明をやりました。分からないなりにログを追い、処理に時間がかかっているクエリを突き止めて、「これで良くなると思われる」と提案して、修正したら実際にパフォーマンスが改善されました。これは自分にとって嬉しい経験でした。

──原因究明ではどのようなことを?

石塚:ログを見るとスロークエリが出ている、というところまで先輩に言われていました。デバッガで1行1行確かめながら、クエリをピックアップしていく作業をしました。

長門:長く続いているプロジェクトで、使われている技術要素も複雑でした。突き止めるのは大変だったと思います。

──安慶名さん、印象に残った出来事は?

安慶名:自分の場合は、もともと開発出身ではなかったので、自分が作ったコードにOKが出て本番環境に載ったことが、まず嬉しかったことでした。コードは先輩にも見てもらっていましたが、不安はありました。

それと、新規開発で、「こういうインフラでやっていこうと思っています」とお客様に伝える経験をしたことも、新鮮でした。前職だと、報告して終わりでしたが、今はお客様にOKをもらったり、逆に提案を受けたりとフィードバックがあります。

──そういうところで「もの」を作る実感を強く持てるということですね。

チームラボエンジニアリングの新人エンジニアのお二人は、成果と充実した経験を経て、「もの」を作る実感を得た。

ものを作る業界に来る「覚悟」

──改めて、チームラボエンジニアリングという会社の役割についてお尋ねしますが、エンジニア教育だけを目的としている訳ではないのですね。

長門:はい。教育してチームラボに転籍して終わり、というだけではありません。転籍の後も、必要なときにはメンバーへの支援をしていきます。それに加えて、ゆくゆくはチームラボエンジニアリングとしての仕事をしていく計画もあります。

一つ言えることは「この会社に入れば教育してくれるんだ」といった、受け身の姿勢だと付いてこられないということです。もちろん、チームラボエンジニアリングでは積極的に人材育成に取り組んでいますが、ジョインしていただくエンジニアには、最初から「この業界で食べていく」覚悟で来てほしいと思っています。

──ここにいるお二人とも、そういう覚悟ですか?

安慶名石塚:はい(うなずく)。

──よく分かりました。お話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

取材では、新人の二人からは、念願だったチームラボでの「もの作り」に参加できるようになったことへの自負心が伝わってきました。先輩の長門さんからも、チームラボエンジニアリングで採用したお二人がエンジニアとして急成長していることを嬉しく受け止めている様子が分かりました。「ものを作る」ことへの思いは、エンジニアにとっては最も大事なエネルギー源だということを改めて感じました。

チームラボのグループ会社として、幅広い人材を受け入れ、エンジニアの育成に注力しているチームラボエンジニアリング。教育&メンタリングと並行して、実際のプロジェクトの中で手を動かしてエンジニアを育てていく、その両方を重視した体制は、新人エンジニアのお二人が話されていたように、一人前のエンジニアを目指す読者にとって、成長を促進する良い環境となることでしょう。一通り技術に触れるプログラム、相互レビューを通した指導など、充実した教育内容がおわかりいただけたでしょうか。
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