Dear Great Hackers

  1. イベント

イベント「Increments、Qiita の振り返りと未来への挑戦 2017」レポート(詳細編・後半)

今後のロードマップ

 

――及川

そろそろ時間ないと思うんですけど、ロードマップ的な話はありますか?

――東峰

そうですね。基本的にガイドラインも、いまQiitaが抱えている課題へのチャレンジのひとつにすぎないと思っています。ガイドラインを出したからと言って、それだけでその通りにコミュニティを変えていくのは難しいわけで、先程も出ていたとおり、ガイドラインっていうのはいまある状態を言語化したもので、それがいいよねって約束事として、みなさんと一緒に作りたいものですが、それだけで何かを良くしていくっていうのは、当たり前ですが難しいと思っています。

なので、Qiitaの機能でそれを支えるようなところ、例えば編集リクエストとか、いいね機能をもう少し使いやすいようにUIを変更するなど、ガイドラインをサポートするようなアップデートを加えていくことがロードマップとしては考えられますね。ロードマップはこれです、バーン! みたいなのはちょっとまだ出せないんですけど、考えているのはそういったところになりますね。

今日こういう場に出させていただいているのは、めちゃくちゃ良いなと思っていて、というのはみなさんの話をいっぱい聞きたい、聞く機会を増やしたいんです。実はこういうイベントって一年ぶりで、もちろんヒアリングとかちょいちょいやってはいるんですが、昔はよく開いていたmeetupも最近はあまりやれてなかったので。

こういう形で僕らももっと思想や想いを情報として出すし、みなさんからもいろいろな気持ちや情報をもらって、サービスを作っていくってことをしたいなと思っています。

まとめるとガイドラインで出てきた動きをサービス側でもちゃんと実装していくのと、ユーザーのみなさんとの接点をどんどん増やしたいということがあります。ちょっとふわっとしていますけど、ロードマップ的にはそういう感じです。

――海野

やっぱり機能でうまくカバーしたいんですよね。人手とか運営のさじ加減っていうのはすごく嫌で。例えばQiitadonを最近出しましたけど、あれをいいなって思うのは、分散してるとか、すべてオープンソースになっていて、民主主義的に改善していけるところです。これはQiitaとしてすごく大事にしたい思想です。

編集リクエストとかガイドラインとか、まだまだ取り組めてないところはあるんですけど、例えばガイドラインの内容で汎用性の高い情報を共有して欲しいとか、他の人が使いやすくなるために、環境の情報やバージョンの情報をきちんと入手して欲しいと書いてるんです。

そこも本来であれば機械的に判断できるとか、サジェストしてあげるとかっていう機能として、改善できるところがあるはずなので、そうした部分でもカバーしていきたいですし、まだまだ開発のリソース的に足りてないとか、機能的にまだ十分作り込めてないところがあって、うまい運用になっていないところがあるんですけど。

思想としては分散管理や民主主義とか、ハッカー文化的なところは僕の中にもありますし、会社的にもありますし、サービスの根っことして、そこに基づいた改善っていうところはやっていきたいと思っています。まだまだ追いついてない部分あるんですけど、そういう方向で改善していこうと思っています。

――東峰

質疑応答とかって思っていたんですけど、時間がなくなってしまったので、この後の懇親会で、この2人もいますし、僕もいますし、QiitaのQってTシャツを着た人とか、Qiitaのデザインのシャツ着てる人を捕まえていただければ。

本当にユーザーのみなさんと話す機会を作って行かなきゃいけないと、最近思っているので、今日もこういう場を開ていますし、今後も引き続き、僕らが出す機能とかアクションにあわせて、意図とか思想とかをちゃんと伝えられたりすると、お互いいい場所を作っていけるんじゃないかと思っているので、引き続きこういう場を持てるようにしたいと思っています。

そういう感じで一旦締めをしたいです。及川さんありがとうございました。最後にやおっちから締めの言葉となっていますので、よろしくお願いします。

海野からの締めの言葉

最後は海野がIncrementsの今後の取り組みについて語り、Qiita TeamのiOSアプリのリリースについても話がありました。

――海野

みなさん、あっという間に終わってしまった感じなんですけども、クロージングトークというところで改めてお話したいと思います。

冒頭でも少しお話したと思うんですが、Qiitaというサービスは、僕がいちエンジニアとして「こんなサービスがあったら役に立つだろうな」っていう思いのもと、作って公開しました。そしてその後、Qiita Teamは「チーム開発をもっとスムーズにやるために情報共有する場所が欲しい」という思いを持ってリリースしました。

現在、Qiitaをリリースしてから5年が経つんですけど、5年経って、現在Qiitaは月間ユーザーが300万を超えてきていて、Qiita Teamの方も500チーム以上の企業ユーザーさんに使ってもらうようなサービスに成長ました。

QiitaもQiita Teamもそうなんですけど、やはりみなさんの利用があってこそのサービスなんですね。Qiitaはコンテンツを書いてくださる人がいないと成立しませんし、Qiita Teamも利用してくださってるユーザーさんがお金を払っていただいてるおかげで、我々はご飯を食べられているわけで、みなさんのおかげでQiitaとQiita Teamは成立していますし、Incrementsという会社も存在しているわけです。

加えてQiitaやQiita Teamのサービス開発や運営、サポートしてくれているIncrementsのメンバー、彼らがいたからこそ、Qiita、Qiita Team、Incrementsという会社はあると思っています。そうしたみなさんだったり、Incrementsのメンバーもいなければ、僕もこの場に立てていないですし、こうしたお話はできなかったと思います。なので、この場では改めてという形になるんですけれども、みなさんに感謝を申し上げたいと思います。いつもご利用ありがとうございます、

先ほどQiitaの振り返りという形で2016年を振り返りましたが、正直なところ2016年はたくさんのリリースが十分できたかというと、そうではなかった1年だと僕は考えています。サービスも成長してきていて、その上でなかなか新しいアップデートは見せらないというのは僕としても心苦しかったんですけれども、そうした状況を受けて、昨年の年末からいろいろな取り組みをしてきました。

うまくいったものもあれば、うまくいかなかったものもあって、いろいろな施策はあったんですけど、ただ最近、Incrementsのミッションは「エンジニアを最高に幸せにする」っていう風に掲げているんですね。で、そのミッションを達成するためには、試行錯誤が今後も必要ですし、これから開発のスピードも上げて、みなさんに価値をたくさん届けられるように、みなさんの期待に応えられるようにIncrementsを経営して、サービス開発をしていきたいと思っています。

2017年は開発によりスピーディーに取り組んでいけるような体制を作っていってるんですけれども、順次リリースしていく機能の中で、まず新リリースの第1弾としてQiita TeamのiOSアプリを近日中にリリース予定です。こちらはデモ画面があるので、こちらに流しながらお話していきたいなと思います。

Qiita Team iOS アプリ

会場では Qiita Team の iOS アプリデモムービーが再生されました。

いま開発中の画面でデザイン等は今後も変わっていく可能性が大いにあるんですが、Qiita Teamの新着記事が読めたりとか、コメントできたりとか、そうしたアプリを開発中です。この場でみなさん全員がQiita Teamを使っているわけでもないと思いますので、もしよろしければ30日間は無料で試すことができます。ぜひ使って見てください。

こうしたQiita Teamのようなサービスっていうのは、社内でどう使ったらいいか分からないとか、会社への導入が難しいとか、稟議が通せませんとか、そうした話があるかもしれないんですけど、弊社のカスタマーサクセス担当者が全力でサポートしますので、興味あるけど、どうしたらいいか分からないという人はお声がけください。

アプリを作ってリリースしたり、Qiitaの方でも話がありましたけど、エディタだったりとかいろいろな部分でアップデートだったり、プロトタイプ開発というのを社内で進めている状態です。Qiita、Qiita Teamともにサービス改善していきますが、サービスが成り立っているのは、みなさんのおかげです。

それからガイドラインの話もありましたけど、みなさんにうまく伝えられなかったメッセージっていうのはこれまであったなぁと。社内で議論されている情報がみなさんになかなかうまく伝えられていなかったなぁというところも課題として感じていました。

なので、我々としては自分たちが何を考えているだとか、どういったことに取り組んでいくかというところ、こうした新機能のリリースの情報だったり、思想を伝えていくために、これからはサービスの開発・改善に加えて、情報発信に力を入れていきたいと思っています。

情報発信の場によって、みなさんにIncrementsはどういうことを考えているのか、どういうことをやっていこうかっていうのを知ってもらうことで、エンジニアを最高に幸せにするというミッションに近づいていけると思ってるんですね。

なので、そのための情報発信の場として『Work:Q(ワークキュー)』というメディアをリリースします。Work:Qというのは、働き方をテーマにした幅広いトピックを扱っていくメディアですIncrementsのミッションは「エンジニアを最高に幸せにする」というところなんですけど、最高に幸せに働くためには、働き方の改善だったり工夫が欠かせません。そのために我々、Incrementsが働き方においてどういう工夫をしているのか、我々だけでなく、周りの企業や組織がどういう働き方をしているかといった情報を、このメディアで発信していきたいと思っています。

Work:Q わーくきゅー

会場では Work:Q が紹介されました。

そうした働き方に関する情報を蓄積することで、エンジニアを最高に幸せにするというミッションに一歩近づけると思っています。このメディアはIncrementsの顔になるようなメディアとして、これから立ち上げていく予定ですのでご期待ください。

といったところで、情報発信がうまくできていなかったり、サービスの機能アップデートが十分スピードを出せていなかったというのが昨年の反省なんですけれども、これからはメディアやイベントによってみなさまの考えを聞いて、それを取り入れることを通して、Incrementsのミッション「エンジニアを最高に幸せにする」に向かっていき、QiitaやQiita Teamのユーザーのみなさんの期待に応えていくことに、真摯に全力で取り組んでいきたいと思いますので、今後ともご利用よろしくお願いします。

今日は弊社のほぼ全員のメンバーが来ているので、ぜひ技術的なバックグラウンドの話ですとか、もっと聞きたかったことがあれば、Tシャツを来ているメンバーに話しかけて聞いてみてください。

僕もこの後残っているので、ぜひ話しかけてください。といったところで、終わってみるとあっという間のイベントだったんですが、以上で締めの言葉とさせていただきます。今日はありがとうございました!


いかがでしたでしょうか。後半はサービスに関する思想を中心にお届けしました。こうしたテーマはなかなか話す機会がありませんし、懇親会での意見交換を含めて、とても良いイベントだったと思います。ご参加いただいた方ありがとうございました。またQiita TeamのiOSアプリも近くリリースしますので、ご期待ください!


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Increments
Incrementsは、「エンジニアを最高に幸せにする」をミッションにしているスタートアップです。エンジニアの方々が幸せに開発できるために、エンジニアの方々が嬉しいと思ってくれるために、私たちはソフトウェアの開発に取り組んでいきます。

Qiita
Qiitaは、知見を共有しスキルを高めることができる、プログラミングに特化したオープンな情報共有コミュニティです。

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Qiita Teamは、チームの生産性を高めるために開発された社内向け情報共有ツールです。チームメンバーが簡単、気軽に情報を書き込んで、それが適切なメンバーと共有され、共有された内容について活発にコミュニケーションを取ることができるサービスです。

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